自転車を安く購入する方法は?お得に自転車を購入する方法を紹介

2022年秋頃から、各社から2023年モデルのスポーツ自転車が登場しています。ここ近年のスポーツ自転車の傾向に関して注目したい事の1つが、車体価格の値上げでしょう。

自転車価格の高騰は様々な理由がありますが、引き金となったのが2019年に発生した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大です。世界各地で発生した感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)により、公共交通機関の使用を回避するための交通手段や、行動制限が発生した中での運動手段の1つとしてサイクリングを奨励する所が増えて自転車の需要が増大しました。

自転車需要が増大する一方で、自転車を製造する工場も、新型コロナウイルスの影響により稼働停止が発生することで、生産ラインのストップや減産が発生しました。

また、新型コロナウイルス感染症の影響は製造だけで無く、輸送費も問題となっています。輸送関連も新型コロナウイルスの影響を受け、コンテナの生産が減少や、船舶や航空機など運行可能な輸送機関が減少し、増大した需要に耐え切れずめ多くの場所で値上げを行っています。

さらに、新型コロナウイルス感染症だけでなく2022年に発生したロシアのウクライナ戦争が、自転車価格高騰に拍車がかかります。燃料費だけでなく、スポーツ自転車に多く使われているアルミはロシアの産出量が多いため、ウクライナ戦争によりロシアからのアルミの取引が少なくなり、アルミの原材料価格が高騰。燃料価格も高騰しているため、値上げラッシュになっている状況です。

そこで、今回は、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車をお買い得に購入する方法を解説します。

2023年モデルで自転車の価格はどれだけ高騰したか?

自転車需要の拡大や、コロナウイルス感染症の影響、ロシアのウクライナ戦争により自転車の価格が高騰した現在。自転車の価格はどれだけ値上がりしたのでしょうか。ここではCycleTrip BASEでレンタルできる2021年モデルのスポーツ自転車の新車価格と、2023年モデルで購入できるモデルと比較して、どれだけ値上がりしたのか見てみたいと思います。

ロードバイク

  • GIANT Escape R Drop:7万2600円(値上げ前)→10万4500円(値上げ後)
  • GIANT Contend 2:9万2400円(値上げ前)→12万9800円(値上げ後)
  • GIANT Contend 1:10万7800円(値上げ前)→15万4000円(値上げ後)

クロスバイク

  • GIANT/Liv Escape R3:5万7200円(値上げ前)→7万9200円(値上げ後)
  • Liv GRAMME:5万7200円(値上げ前)→7万9200円(値上げ後)
  • GIANT CROSTAR:6万1600円(値上げ前)→8万9100円(値上げ後)
  • GIANT Escape R DISC:6万7100円(値上げ前)→9万3500円(値上げ後)
  • GIANT Escape RX3:7万3700円(値上げ前)→9万9000円(値上げ後)

マウンテンバイク

  • GIANT SNAP:5万3900円(値上げ前)→7万5900円(値上げ後)

ミニベロ

  • GIANT IDIOM2:7万1500円(値上げ前)→9万9000円(値上げ後)

値上げラッシュが続く状態で新車を購入する利点

スポーツ自転車を安価に購入する方法と言えば、新車だけど少し古い年式の型落ちモデルを購入する、小さい傷などがあり、少しやすくなっているアウトレット車を購入する、使用済みの中古車を購入する、走行できないジャンク品を購入して修理するなど様々な方法があります。そのような状況で値上がりを行った新車を購入する利点は、選択肢が多いということでしょう。

例えばスポーツ自転車は車体のサイズが複数あるのが一般的です。これは洋服や靴と同じように適正なサイズというのがあり、乗り手に合ったサイズを購入するのが一般的です。服や靴でも同じですが、中古自転車の場合、希望のサイズに合う中古自転車を見つけることができないということもあります。

そして、中古自転車の場合、車体の程度を気にする必要があります。新車の場合、工場で製造して劣化がなく、販売店でのチェックを行うためクオリティをチェックしており、万が一車体に異常があった場合、保障も用意されています。しかし、中古自転車は、前オーナーが、どのように使用していたかによって、劣化具合が大きく変わります。そのため、同じ年数が経過した中古自転車でも、新品に近い状態の中古自転車と、大きく劣化しており修理が必要な中古自転車を見分ける必要があります。

中古自転車を購入するには、好みの中古自転車を探すのが難しい、ボロボロの中古自転車を購入してしまうというリスクがあるので、修理費用を考えると、多少高価でも新車を購入するのが得策さということもよくあります。

新車を安く購入する方法で簡単なのは、お買い得な自転車ブランドを選ぶことです。

安い新車を購入する際、チェックしておきたいのが性能に定評があるお買い得なブランドです。NESTO、KhodaaBloom、La Biciなどのスポーツ自転車ブランドは、GIANTなどの大手自転車ブランドと比較すると割安な価格で購入することができます。これらブランドが、インターネット上で販売されている怪しいブランドと違うのは、自転車専門店で取り扱いを行っているということ。インターネット通販での直売の場合、通常の自転車店でメンテナンスを断られる可能性がありますが、自転車専門店で取り扱いを行っている場合、販売店がメンテナンスを行う責任があるのと、クオリティに信頼があるため他の店でも修理を行ってくれる可能性が高くなります。

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また、新品の自転車を購入する場合でも、時と場合によってセールを実施することもよくあります。セールの内容に関しては車体の値引きから、オプションパーツプレゼントまで様々な例があります。このようなキャンペーンは、インターネット通販よりも実店舗で行っていることが多いため、チェーン店、個人店など、様々な実店舗を定期的にチェックすることをお勧めします。

在庫処分の旧年度モデルなどのアウトレット自転車を購入する

新車を割安に購入できることで有名なのが、在庫処分セールなどのアウトレット車を購入する方法でしょう。スポーツ自転車はイヤーモデル制を採用しているのが一般的で、旧年度モデルは在庫処分として値引きを実施して安価に販売されることが一般的です。2020年に発生した新型コロナウイルスの影響で、日本国内でもスポーツ自転車の在庫は非常に少なくなり、旧年度モデルが在庫処分として販売されることは少なくなりましたが、店舗によっては旧年度モデルの自転車が在庫されている場合があります。2022年現在、自転車の生産が少ないため旧年度モデルでも値引きセールを実施していない所もありますが、2023年で多くの自転車ブランドは大幅な値上げを行っており、値引きを行っていなくても、2023年モデルと比較して1割から2割ほど安い場合があるため、気に入る物があったら購入することをお勧めします。また、大量にスポーツ自転車の仕入れを行う店に関しては、在庫処分として決算セールを行う所もあるので、そのような店舗を探してみると良いでしょう。

価格や程度がよりどりみどりな中古車を購入する

新車や新車相当のアウトレット車よりも安価に購入できるのが、中古自転車でしょう。中古自転車を購入するメリットと言えば、価格が安いということ。中古自転車の価格は、場合によっては半額近い価格で購入することもできるモデルが販売されていることもあり、できるだけ、低価格でクロスバイクやマウンテンバイクを購入したい人には魅力的な選択肢になると思います。その一方で、車体や部品が劣化しており、物によって劣化具合が違うため、大きく劣化した中古自転車を購入すると、後々で部品交換を行う必要があり、新車を購入したほうが良かったということもあります。

中古自転車を購入する際、車体にある傷や汚れ、チェーンの錆、ホイールが振れていないか、タイヤなどの部品を交換しなくていいか確認して、前のオーナーが丁寧に扱っているか確認しましょう。

中古自転車を購入する際、程度の悪い中古自転車を購入するのはリスクがあります。新車は組み立てを効率化し、部品を大量に発注し大量生産を行うことで低価格を実現している一方、修理は、壊れた所の診断から部品の脱着、交換に時間がかかり、部品も少数で発注する必要があるため、価格を安くできる部分はありません。非常に程度が悪い物を綺麗に直すには、新品を購入したほうが安くなることがあります。

参考に、タイヤなどの部品を交換する必要があります。ホイールのスポークが折れていて、チェーンは錆だらけで動かない、タイヤにはヒビが入っていて交換が必要なクロスバイクを公道走行できるようにする場合、最低限の修理でも、ホイールに関しては、スポーク交換で調整できない場合、片輪で6000円以上、チェーンはグレードにもよりますが、1500円以上、タイヤは一般的なスポーツ自転車で一本2500円以上、ハンドルグリップは1500円以上必要で、車体の程度によってはさらに沢山の部品を交換する必要性が発生します。また、修理を行う際、部品交換を自分で行う際は、部品を交換する際に使う工具や、部品の取り外し方や装着の仕方を行う必要があります。部品交換を自分で行わない場合、自転車店に頼む必要がありますが、その場合は工賃が必要です。中古自転車は安いだけで購入すると安物買いの銭失いになる可能性があります。

中古自転車は、新車販売を行っている店舗が中古自転車販売を行っている、中古自転車専門店、リサイクルショップ、インターネットオークションやフリーマーケットサイトで購入する方法があります。新車販売を行っている店舗が中古自転車販売を行っている場合、新車販売を行っている関係上、新車を購入する人の提案車種の1台として程度が良い車両を用意していることが多いです。一方で中古自転車の販売を本業としていないため、在庫されている台数が少ない場合もあります。

中古自転車専門店に関しては、「サイクリー」、「サイクルパラダイス」、「バイチャリ」、全国的な自転車チェーン店「サイクルベースあさひ」の中古部門「ロハスサイクルあさひ」などがあります。これら中古自転車専門店は、中古自転車が豊富で、詳細な説明や解説を行っている所もあり、事前にメンテナンスを行っていることもあります。また、実店舗で展示されているので細かい所までチェックすることができるため、初心者向けと言えるでしょう。

一方で、中級者向けなのが、リサイクルショップやインターネットオークション、フリーマーケットサイト。リサイクルショップは、様々な中古品を扱う中の1つに中古自転車を取り扱っているだけで、チェーンが錆びていて走行できない物を販売していることもあり、玉石混交のことが多いです。

ヤフーオークションやメルカリなど、ネットオークションやフリーマーケットサイトに関しては、新品同然の中古自転車から非常に程度が悪い中古自転車まで全国にある沢山の中古自転車を選ぶことができますが、写真だけで購入を判断する必要があるため、初心者には不向きの購入方法です。

関連リンク:中古マウンテンバイク、中古クロスバイクを購入する際に必要な物を徹底解説 | CycleTripブログ (cycletripblog.com)

”乗るだけ”で良いのなら「サブスクリプションサービス」を使う方法がある

スポーツ自転車を購入するのはなく、一定期間だけ乗りたいと思うのであれば、サブスクリプションサービスを使う方法があります。サブスクリプションとは、「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」ビジネスモデル。自転車のサブスクリプションサービスに関しては、主に電動アシスト自転車で主流となっています。

これらサブスクリプションサービスの利点は、短期間の利用なら、購入するよりも低価格で利用することができるということ。一方で、所有しているわけではないため売却を行うことはできず、規定の年数が経過したら返却を行う必要があります。

CycleTrip BASEではスポーツ自転車のサブスクリプションサービスと中古車の販売を実施

今回、スポーツ自転車を手頃に楽しむ方法として、中古車とサブスクリプションサービスを紹介しました。東京23区、秋葉原エリア、名古屋エリアでレンタサイクルを展開しているCycleTrip BASEでは、レンタルサイクルだけでなく、サブスクリプション(月額レンタル)と中古車販売を行っています。

CycleTrip BASEでは、何十万円もするカーボンフレームのロードバイクや、電動アシストスポーツ自転車(E-Bike)から、コストパフォーマンスが高い有名ブランドのクロスバイクまで多彩な車種を用意。どれもサブスクリプション(月額レンタル)に対応しているので、気になる自転車を試してみたい人にお勧めです。

サブスクリプションではオプションの補償で、車両補償、盗難補償、ロードサービスの3つの有料サービスを用意しています。

車両補償は、接触事故など警察から事故証明を貰う事故が発生した時、万が一車両を損傷してしまった場合に補償されます。加入費はレンタル料金の20パーセントとなります。盗難補償は、万が一レンタルした車両が盗難された場合に補償されます。加入費はレンタル料金の10パーセントとなります。

ロードサービスは、メカトラブルなどで走行不能になった場合や、チェーン切れで走行不能になってしまうなどのトラブルで、利用できる搬送サービス。加入費は1ヵ月まで2000円です。

他にも、万が一の頭を守るためのヘルメット、荷物を載せることができるリアキャリア、ビンディングシューズを持っている人なら有効活用できるSPD、ペットボトル飲料を車体に装着するためのボトルケージをオプションで用意。

さらに、CycleTrip BASEの東京店舗では、有料で宅配サービスを実施しています。宅配可能エリアは東京都では台東区、墨田区、荒川区、千代田区、文京区、中央区、足立区、葛飾区、江東区、港区、江戸川区、北区、目黒区、品川区、豊島区、板橋区、練馬区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、渋谷区、杉並区、三鷹市、武蔵野市、調布市。千葉県では、松戸市、市川市、船橋市、千葉市、柏市の一部エリア。埼玉県では、草加市、川口市の一部エリア。神奈川県では川崎市、横浜市の一部エリアで、宅配サービスを行っています。料金は片道料金で最低3000円からです。

料金の支払いは、VISA,MASTER,DINNERS,AMEX,JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードでの支払いに対応しています。デビットカードを含む現金での支払いの場合、一般のレンタルではレンタル料金にプラス1000円が、長期レンタルではレンタル料金にプラス2000円が必要となります。長期レンタルの場合、30000円のデポジット(保証金)が必要で、返却時に車体に故障などがない場合など、車体に異常がなく返却された場合はデポジットは全額返金を行います。また、保険証にて勤務先や、学生証を確認した場合はデポジットは不要になります。

そして、レンタサイクルで使われていたスポーツ自転車の一部を中古自転車として販売も実施。中古車はレンタサイクルとして使われていたもので、定期的にメンテナンスを行っており、傷の補修から、タイヤ、ブレーキシュー、ハンドルグリップなど消耗品の交換を定期的に行っています。

発送に関しては、タイヤとハンドルを外した状態で発送を行うので、組立が心配な場合、近くの自転車店などに相談をお願いしています。自転車の送料に関しては1万円。また、東京・秋葉原と名古屋・鶴舞にある店舗の場合、完成車状態で受取が可能でき、その場合、送料は不要になります。実車を確認したいと思う場合、秋店舗に来店すれば実車を確認することが可能。さらに、CycleTrip BASEの中古自転車は、納得がいくまでレンタルしてから、購入する事もできます。さらに、万が一、車両にトラブルがあった際に、365日24時間対応の安心のロードサービスも付帯しています。

Cycletrip BASEの中古自転車は、ロードバイクやクロスバイク、E-Bikeなどをラインナップ。時と場合によっては、ヤフーオークションやメルカリなどのインターネットオークションやフリーマーケットサイトよりも、お買い得な価格で購入できることもあります。中古車両は常時用意しているわけではなく、定期的にチェックして、お得な車種を探してみては如何でしょうか。

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