街乗り・サイクリングだけじゃなく警察や軍隊も活用!? 電動アシスト自転車・Eバイクの活用方法を解説

電気とモーターのアシストを使う電動アシスト自転車/Eバイクは、世界で注目されているモビリティです。そんな電動アシスト自転車には様々な活用方法があります、ここでは、電動アシスト自転車やEバイクにはどのような活用方法があるのか紹介しましょう。

電動アシスト自転車・Eバイクの活用方法の主流なのが街乗りでしょう。1993年にヤマハ発動機から登場した量産世界初の電動アシスト自転車である「PAS」は、買い物用また、買い物にもこの便利な乗り物は大変有用です。特にスーパーや商店街への買い物においては、荷物が多くなる場合でも、楽に運べます。駐車場の心配が少なく、疲れにくいため、快適なショッピングが可能になります。

電動アシスト自転車での街乗りは、交通渋滞や駐車場のストレスから解放されるだけでなく、運動不足の解消にも繋がります。自転車でスムーズに移動することで、時間も効率的に使うことが可能です。

また、ここ近年は電動アシスト自転車を通学に使う人も増えています。学校までの距離が遠い場合や、坂道が多い、或いは傾斜がきつい通学路も負担少なく快適な登下校を行うことができるためです。最近ではパナソニックのティモシリーズのように、通学向けの電動アシスト自転車を用意していたり、ティモMXのように中学生の通学に対応できる電動アシスト自転車も登場しています。

カスタマイズ

自動車やオートバイの趣味にカスタムというのがあります。これは、自分好みに改造し、世界に一台しかないマシンにに仕立てることですが、このようなカスタマイズは電動アシスト自転車やEバイクにも存在します。

 

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特にカスタマイズに関しては、近年、世界中で流行しているオートバイスタイルのEバイクです。スーパー73を中心にしたオートバイ系Eバイクは、従来の自転車にはない独特のデザインと、オートバイにはないシンプルな形状を採用しているためか、オートバイには無い自由度が高い独特のカスタムを行っていることが多いです。

アクティビティの定番であるサイクリング。勿論Eバイクでもサイクリングを行うことができます。特にEバイクは、従来の人力自転車のように、上り坂や向かい風で走れなくなるといったことがないので、体力に自信がない人でも気軽にサイクリングを行うことが可能です。

サイクリングと言えば、自転車を中心として楽しむ人も多いと思いますが、クルマと組み合わせるとさらに楽しくなります。たとえば、キャンプを楽しむ場合キャンプ場にクルマを置いて、周りの散策を楽しむのも良いでしょう。

 

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人力自転車なら重い荷物を背負ったり、引っ張ったりして移動するのは難しいですが、Eバイクなら、重い荷物を積んで移動するのも楽しく行うことが可能です。キャンプなら焚き火を行うために薪を持っていったり、テントなどを運ぶのにも便利でしょう。

他にも、アウトドアアクティビティとの組み合わせでEバイクを活用するのも1つです。Eバイクなら自動車やオートバイでは走ることができないエリアも気軽に訪れることができるため、興味あるフィッシングポイントに近くまで行くことが可能。また、クーラーボックスを持っていけば、魚を沢山釣っても簡単に移動することができます。

他にも海外では狩猟でEバイクを活用する事例があります。狩猟用途として自動車ではなくEバイクを使うのは、走破性の高さ、車体の小ささ、積載性能の高さです。

野生動物がいる山の中の荒れた道を走るならEバイクは、狭い道を走ることができ、万が一タイヤが埋まってても、車体を持ち上げてすぐに脱出できます。また、モーターパワーにより通常の自転車よりも重い荷物を積んでも快適に走ることができ、トレーラーを引けば仕留めた獲物を運ぶことができます。

 

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そして、自動車、オートバイ、4輪バギー(ATV)と比較すると、電動アシスト自転車は、狩猟スポットに騒音や匂いが殆どないステルス状態でアクセスが可能。走行時の環境汚染発生させないEバイクは、アウトドアを楽しむのにうってつけの乗り物です。

Eバイクの活用方法でサイクリングを取り上げましたが、多くの人に注目されているのが山道を走るオフロード走行です。

 

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従来の人力MTBの場合、山道走行を行うには体力が必要でしたが、マウンテンバイクタイプのEバイクの登場によって気軽に自然の中を走ることができるようになりました。また、ここ最近は、日本国内でもマウンテンバイクコースが登場しており、オフロード走行がアクティビティの1つとして注目されており、このような場面でもマウンテンバイクのEバイクを使用することができます。

 

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ここまでは、街乗りやレジャーといった一般的な使い方を紹介しましたが、電動アシスト自転車やEバイクは業務利用でも注目されています。例えば、宅配などの配送面では電動アシスト自転車やEバイクを活用する場面が多く存在します。これは、海外では環境問題等により自動車の侵入ができない住宅地にも荷物の配達を行うためです。ちなみに、日本でも配送で電動アシスト自転車やEバイクの活用が注目されています。これは、都市部では駐車スペースが無いという問題や、配送を行う人が運転免許を持っていないためトラックを使用することができないといった問題に対処するためです。

 

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海外では配送以外に救急車などの使用も注目されています。例えば、アメリカでは救急医療サービスでEバイクを活用する事例があり、これは大規模なイベントや野外集会、混雑した都市部といった従来の救急車では到着に遅れる場合に対応するため。混雑した場所では救急Eバイクは低コストで迅速な対応を行うことができるため、導入する事例があるようです。

 

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救急利用の面で問題になるのが怪我人の搬送です。このような場面にも対処するために救急用Eバイクには、専用ストレッチャーも用意している場合があります。上の写真のタイプ多機能で折りたたみ可能な全地形対応型担架で、負傷者を簡単に移動させることができるようになっています。

救急利用での活用なら、勿論警察での活用もあります。警察車両として導入する理由は、パトカーよりも幅広い環境で警らすることができ、従来の徒歩移動よりも速い時間で移動できるためです。警察用EバイクjはVIPの保護や、ルートに沿って群集の監視、地方や都市の捜索救助の使用、密集した歩行エリア内のセキュリティ、モールや集合住宅エリアの建物内のパトロールを行うことができ、従来のパトカーやパトロールオートバイでは侵入できない所も走れます。

警察用Eバイクはコスト面でも有利です。パトカーの場合、配備するためのコストが6万ドルを超えることがありますが、とある警察用Eバイクは同価格で数年間の自転車パトロールユニットを装備、訓練、管理することができます。

 

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また、地域と警察の信頼関係が深まるのも注目です。とある調査では電動アシスト自転車でのパトロールによって、警察と地域住民との接触が2倍以上に増えています。自転車警官は、従来の自動車警官よりも親しみやすく感じられ、情報提供や相談が行いやすい環境が形成されています。また、高い隠密性と犯罪発見の能力という特徴もあります。自転車警官は、被疑者に気づかれにくいという特性があります。また、五感を駆使して、自動車では察知しにくい小さな音や匂いにも気づきやすく、犯罪を早期に発見することができます。

さらに、警察だけでなく、軍隊もEバイクの使用を考えている所も存在します。一例を挙げると、アメリカの「Quietkat」社(URL)は、同社のE-Bikeを軍用としてフリート販売を行うと公式サイトで掲げています。

また、Eバイクを実戦導入できるかテストを行っている軍隊もあり、例えばオーストラリア陸軍は2021年10月に、ステルス偵察用Eバイクを試験導入した。このEバイクは、最高速度90キロ、航続距離100キロを発揮し、世界的な市販E-Bikeとは違い、オートバイに近い特性となっていますが、ボクサー戦闘偵察車のルートの確認や、小川を偵察して車両を通せるかどうかを判断したりと、偵察作業に使用されているようです。

オーストラリア軍だけでなく、イタリア軍もEバイクの導入を行っています、2021年3月には第6アルプス連隊に、ファンティック製Eバイクを軍事利用するテストを実施し、現在は同社製のEバイクを採用しています。イタリア軍が軍用車両としてEバイクを導入したのは、山中襲撃で得た経験により小隊や偵察部隊が山道や山岳戦で使用するのもあるようです。

Eバイクを軍事利用する理由は、従来のオートバイと比較して、パワーや騒音が少なく、足跡も最小限で済み、敵軍から見えるような埃をあまり舞い上げないといった高い隠密性が採用する理由のようです。

今や街乗りやサイクリングだけでなく、様々な所で活用されている電動アシスト自転車・Eバイク。Cycletripでは電動アシスト自転車、Eバイクのレンタルサービスを行っており、CycleTrip BASE秋葉原で配達サービスも実施しています。配達エリアに関しては東京23区の一部と羽田空港、成田空港で実施しており、その他の場所では要相談です。車両保証、盗難保証、およびロードサービスの3つの有料オプションがあり、ユーザーが安心してレンタルできる環境を整えています。

これらのオプションは接触事故や盗難など、万が一の事態に備えるためのものです。加入料金はそれぞれレンタル費用の一部であり、車両保証が20パーセント、盗難保証が10パーセント、ロードサービスが月額2000円となっています。また、レンタルオプションとして安全対策や荷台なども用意。具体的には、ヘルメットの週額料金が500円、リアキャリアが2000円、SPDペダルが1000円、そしてボトルケージが500円となっており多様な選択が可能です。

決済方法も、VISA、MASTER、DINNERS、AMEX、JCBの各種クレジットカードはもちろん、交通系ICカードやQRコードも使用可能です。なお、現金またはデビットカードを使用する場合、通常のレンタルではレンタル料金に1000円、長期レンタルでは2000円が追加されます。長期レンタルの場合は30000円のデポジット(保証金)が必要ですが、自転車が無事に返却された場合、このデポジットは全額返金されます。また、保険証明書や学生証の提示で、デポジットの免除も可能です。

CycleTrip BASEで、取り扱っている電動アシスト自転車・Eバイクは様々な物を揃えています。街中で見かける電動アシスト自転車も勿論揃えており、子供乗せを装着したのも用意。こちらは月ごとに使用することもできるだけでなく、割安な価格で1年間使用することが可能です。電動アシスト自転車は必要だけど、購入するまでには至らないと思う人にはピッタリのプランです。

街中でよく見るブリヂストンサイクルのTB1eやパナソニックのハリヤ、ヤマハのPAS BRACEなど、国産ブランドのスポーティなタイプの電動アシスト自転車があります。これらのモデルは、スポーツサイクルに似たデザインを採用していますが、市街地でよく見かけるママチャリタイプの頑丈な駆動系やモーターも採用しており、扱いやすいことで知られています。

また、スポーツタイプのE-Bikeには、ベネリやBESV、スペシャライズドといった大手E-Bikeブランドを取り揃えています。

CycleTrip BASEで提供されている高級Eバイクの中でも注目モデルは、Specialized Turbo Creo SLというモデルで、日本国内でも非常に有名なロードバイク型のEバイクです。このバイクは、カリフォルニアでデザインされ、スイスで設計され、台湾で製造されています。軽量のE5アルミフレームには、320Whの電力を供給するSL1-320という内蔵バッテリーが収められており、航続距離は最大で130キロとされています。

操作インターフェースは非常にシンプルで、フレーム上部にあるスイッチで主要な三つのパワー機能を制御することができます。さらに、専用のスマートフォンアプリ「Specialized Mission Control」と接続することで、モーターやバッテリーの状態も確認できる高度な機能も備えています。CycleTrip BASEにはいろいろなEバイクがレンタルできますが、このSpecialized Turbo Creo SLの希望小売価格は73万7,000円と、かなりの高級モデルです。

また、Turbo Creo SLの走行感を継承したモデルであるSpecialized Turbo Vado SLも用意しています。こちらは、Specializedブランドのクロスバイクタイプの軽量Eバイクで、5アルミフレーム内に、320WhのSL1-320内蔵バッテリーを搭載しており、最大航続距離は130キロとなっています。モーターにはスペシャライズド独自のSL 1.1モーターが用いられ、定格出力と最大出力は共に240W、最大トルクは35Nmでございます。

インターフェースはTurbo Creo SLと同様、フレーム上部のスイッチで主要なパワー機能を3つ制御できます。さらに、専用のスマートフォンアプリ「Specialized Mission Control」に接続することで、モーターのアシスト調整やバッテリーの状態も確認できる高機能を備えています。

Turbo Vado SLは、タイヤがやや太く、乗り姿勢が起き上がっているため、Turbo Creo SLよりも乗りやすいのが特長です。CycleTrip BASEでの取り扱いモデルは、Turbo Vado SL4.0(希望小売価格は44万5000円)と、上位モデルのTurbo Vado SL5.0(希望小売価格は52万8000円)の2種類です。特にTurbo Vado SL5.0には、Future Shock 1.5ダンパーシステムを採用しており、乗り心地も向上しています。

また、高価で乗れる機会が少ないE-MTBも用意しており、Cycletrip BASEでは、台湾のEバイクブランド「BESV」が展開しているE-MTB「TRSシリーズ」も用意しています。このシリーズは、スタイリッシュな街乗りEバイクとして名高いですが、それ以外にも、E-MTBと呼ばれるTRSシリーズも展開しております。

TRSシリーズの特徴としては、大容量のバッテリーと、シマノEMTBモーター「STEPS E8080」が組み込まれている点があります。このパワフルなSTEPS E8080モーターは、重量がわずか2.8kgで、定格出力が250W、最大トルクが70Nmもあります。ですから、悪路や急坂などの困難な地形にも挑戦することができます。特にTRS2シリーズには、ダウンチューブに取り付けられた取り外し可能なバッテリーパックが装備されており、工具を使わずに簡単に取り付けや取り外しができます。

このTRSシリーズには、TRS1、TRS2 XC、そしてTRS2 AMの3つのモデルがあります。TRS1は、カーボンフレームを採用したハードテイルのマウンテンバイクタイプのEバイクで、日本で初めて登場したときには大いに注目を集めました。その重量は19.3キロで、このクラスでは軽量な方です。また、CycleTrip BASEの高級レンタサイクルとしては、名古屋でもレンタルが可能な点が特長です。

TRS2シリーズには、クロスカントリータイプの「TRS2 XC」と、オールマウンテンタイプの「TRS2 AM」があります。特にTRS2 XCは、山道走行だけでなく、泥除けや荷台、スタンドを装備することも可能で、街乗りやサイクリングにも対応しています。オールマウンテン向けに設計されたTRS2 AMは、前後にサスペンションを備えた本格的なマウンテンバイクタイプのEバイクです。このモデルでは、Maxxis Minion DHF/DHR 27.5 x 2.6 タイヤと、広いMTBブーストスルーアクスル(リア148×12mm、フロント110×15mm)が採用されています。参考としてBESV TRSシリーズの希望小売価格は、TRS1が50万8200円、TRS2 XCが43万8000円、そしてTRS2 AMが54万8000円となっております。

他にもCycletrip BASEでは、BESV PSA1といった手頃なレンタル料金で洒落たEバイクに乗ることも可能です。ミニベロ型E-Bike「BESV PSA1」は、電動アシスト自転車専門店「モトベロ」の2019年の年間販売ランキングのプレミアム部門で1位を獲得しており、ベストセラーモデルとして知られています。このベストセラーの大きな要因は、他のE-Bikeブランドには見られない独自のスタイリングです。2017年にはグッドデザイン賞を受賞している車体デザインは、誰が見ても一目でBESV PSA1であると分かるものとなっています。

その洗練されたスタイリングが可能になった一因が、バッテリーと車体が一体となっているようなデザインでしょう。バッテリーは取り外すことができ、それによって充電場所に困ることはありません。さらに、バッテリーを取り外す際には鍵が必要で、そのため盗難の心配もありません。充電器もコンパクトで持ち運びが容易なので、旅先でも充電が可能で、行動範囲が大いに広がります。

BESV PSA1は、デザインだけでなく、乗り心地も優れている点が注目されます。フロントサスペンションには「RST CARPA 20 50ミリトラベル」、リアサスペンションには「KindShocks A5-REエアサスペンション 48ミリトラベル」が採用されています。これにより、道路の凹凸や段差があっても、快適に走行できます。フロントサスペンションにはロックアウト機構が搭載されており、サスペンションの動きを制限して、スポーティな走行も可能です。また、リアサスペンションはエアサスペンションのため、空気圧を調整することで乗り心地を変更できます。

モーターにはBESV独自のリアインホイールモーターが採用されています。さらに、BESV製のE-Bikeにはスマートアシストモードという機能があり、街乗りや河川敷でのサイクリング、上り坂など、様々な場面でアシストモードを切り替える必要がありません。特に、人が多い都市部での走行においては、アシスト力が自動で調整されるこのスマートアシストモードは、安全かつストレスフリーな走行が可能です。

世界で注目されている電動アシスト自転車・EバイクをCycleTrip BASEで体験してみては如何でしょうか。

  • CycleTrip BASE Akihabara
  • 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目9−番地 宮川ビル 1階

  • CycleTrip BASE Nagoya
  • 〒460-0012 愛知県名古屋市中区千代田2丁目6−14

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