電動アシスト自転車を安く購入したい!中古やサブスクなどお得な使い方を紹介

モーターで人力をアシストする電動アシスト自転車は、今では原動機付き自転車よりも売れているモビリティとして知られています。そんな電動アシスト自転車は、通常の自転車よりも高価なのが欠点です。ブリヂストンやパナソニック、ヤマハ発動機などの大手ブランドの電動アシスト自転車は、安いモデルでも10万円は必要で、高価格モデルだと20万円に達する物もあります。特にスポーツタイプのE‐Bikeではオートバイ並の100万円以上をするモデルもあります。

電動アシスト自転車を安く乗りたいと思う人が注目するのが中古電動アシスト自転車でしょう。新車なら10万円以上する電動アシスト自転車でも、中古なら5万円を切るモデルもあります。そこで、今回は中古電動アシスト自転車の選び方を紹介します。

中古電動アシスト自転車を選ぶのなら、大手ブランドの電動アシスト自転車を選ぶことをお勧めする理由

電動アシスト自転車と言えば、一般的なママチャリタイプから子供乗せタイプといった街中でよく見るタイプから、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクタイプといったスポーツモデル、オートバイ風デザインを採用したモデルなど多種多様な物があります。ブランドもブリヂストン、パナソニック、ヤマハといった大手ブランドから無名ブランドまで多種多様な電動アシスト自転車が販売されています。

中古の電動アシスト自転車を購入する時、できるだけ全国に販売店がある有名ブランドを購入することをお薦めします。電動アシスト自転車は、交換用バッテリーや故障時の修理など、自動車やオートバイのようにメーカーのサポートが必要な領域が多い乗り物です。全国に販売店があり、長年の実績がある大手電動アシスト自転車ブランドは、長年に渡り補修部品を供給し様々な自転車店で修理を受けることが可能です。例えば、ヤマハ発動機は補修部品のパーツリストを公開しており、パソコン上で在庫情報を調べることができ、パナソニックは製品の機能を維持するために必要な補修性能部品を、車体の製造打ち切り後、8年間保有しています。

一方で、無名ブランドやクラウドファンディングなど、取扱店が少ない電動アシスト自転車の場合、万が一故障した場合のサポートが難しい可能性があります。自転車販売店は、取り扱っていない電動アシスト自転車を整備に関しては、整備手順書などが無いため修理を行うことができない場合もあります。

また、電動アシスト自転車市場に撤退した中古電動アシスト自転車の購入も辞めておきましょう。低価格電動アシスト自転車で有名だったラオックスライクルや、サンヨーはモーター等の補修部品の供給は全て終了していると発表。ラクーンやステップコンポで知られていたホンダも、補修部品の供給は終了しているとの噂があります。中古を買うのなら後々の故障に対応できる有名ブランドのモデルを購入しておきましょう。

初期不良に対応できる保証が付いているか確認する

中古の電動アシスト自転車の場合、メーカー保証が消えている場合がありますが、中古販売店で独自に保証を付けていることがあります。このような保証は、購入後1週間や1ヶ月程度と保証期間が短いため、初期不良保証に近いです。しかし、電動アシスト自転車のバッテリーや充電器、モーターは高価なので初期不良保証は必要でしょう。

バッテリー容量や状態をチェックする

電動アシスト自転車を使う上で重要なバッテリーは、使用していくうちに劣化します。新車の場合、バッテリーの劣化保証がありますが、中古車の場合は劣化保証を採用している中古自転車店は殆どありません。

そのため、中古電動アシスト自転車を購入する際は、バッテリー状態を確認している所で購入することをお薦めします。大手ブランドの電動アシスト自転車には、バッテリーに専用の機械とパソコンを接続するとバッテリーの状態をチェックすることができる機械があります。一部の中古電動アシスト自転車店では、中古車でもバッテリーの状態をチェックしている所もあります。

中古電動アシスト自転車を購入するのなら、どのくらいのバッテリー容量が欲しい?

中古電動アシスト自転車には、車種によってバッテリーの容量が違うことがあります。また、古い車種の場合、バッテリーが劣化しているため、バッテリーを取り替えており、新車とは違うバッテリーを搭載していることも少なくありません。

ブリヂストンサイクル、パナソニック、ヤマハ発動機といった国産電動アシスト自転車の場合、バッテリー容量が少ない4Ahから、10Ah以上まで様々なバッテリー容量があります。基本的に安い中古電動アシスト自転車になるとバッテリー容量が少なく、高価な中古電動アシスト自転車になると大容量のバッテリーを搭載されていることが多いです。

電動アシスト自転車のバッテリー容量に関しては、基本的に大容量だと、長い距離を走ることができるだけでなく、重い荷物を積んだり、子供乗せを装着して走る場合でも、電池切れに不安を感じにくいという利点があります。

一方で4Ahや6Ahなどバッテリーの容量が少ない中古電動アシスト自転車は注意が必要です。バッテリー容量が少ないと、頻繁に充電を行う必要があるだけでなく、少し長い距離や上り坂、子供を乗せて走るなど、高い負荷をかけて走行すると、バッテリーの消耗が大きくなり電池切れが発生しやすいです。

バッテリー容量に関しては、ある程度ゆとりを持っておくと、後々困ることはないでしょう。また、車種によっては新たに新品バッテリーを購入して、航続距離を増やす方法があります。ブリヂストンサイクルやパナソニック、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車の場合、大容量バッテリーに交換することができる場合が多いため、購入後、バッテリー容量に不満を感じたら交換を視野に入れるのも一つでしょう。

カラーリングや車種を選ぶことができないことで安くするお買い得車がある

中古電動アシスト自転車には、通常の中古自動車や中古オートバイのように一台ずつ選ぶ方法だけでなく、車種を選ぶことはできない代わりに、通常よりも安価に電動アシスト自転車を購入する方法があります。

この販売方法の利点は、取り敢えず安く電動アシスト自転車を購入する人にお薦めで、販売店によっては4万円台で電動アシスト自転車を購入することができます。その一方で、カラーリングやブランド、車体サイズを選ぶことができないという欠点があります。主に、一般的な電動アシスト自転車と子供乗せ電動アシスト自転車で、この販売方式を行っている所があり、車体やブランドにはこだわらなくて、出来るだけ価格に拘る人に向いています。

中古電動アシスト自転車も、通常の中古自転車と同じようなチェックが必要

中古電動アシスト自転車も、モーターやバッテリーが正常なのかを確認するだけでなく、通常の中古自転車と同じく車体のチェックが必要です。最初にチェックしたいのが車体サイズが合っているのかということ。通常のママチャリタイプの電動アシスト自転車は、主に車輪の大きさで車体のサイズを決めています。また、スポーツタイプの場合、車輪の大きさではなく洋服や靴と同じく身長に合ったサイズが設定されています。自転車は洋服や靴を購入する際はサイズを選ぶのと同じように、中古自転車を選ぶ際はサイズを見て購入しましょう。また、サイズが合っていない場合は、どんなに良い中古自転車でも購入しないようにしましょう。

中古電動アシスト自転車を購入する際、最初に車体全体の汚れをチェックします。中古の場合、車体に細かいキズがある等、年式相当の細かいキズや汚れがあるのはは仕方ないと考える必要があります。ただし、年式のわりに全体的にキズが多すぎる、大きな傷がある、車体に凹みがある場合は、雨ざらしで保管時の扱いが悪く車体にダメージがある可能性があります。雨ざらしを長時間行っていると、酸性雨による塗装の劣化や回転部分に入っている油が流れ落ちていたり、部品の劣化が通常よりも激しい可能性があります。

他にも、前輪を装着しているフロントフォークが目に見えて曲がっている場合、衝突などの大きい力がかかっている可能性が高いです。フロントフォークが曲がっていると、ゆがんでいるためふらふら運転になるだけでなく、衝突時のダメージがフロントフォークと車体(フレーム)に蓄積されている危険性があります。

また、車体(フレーム)に溶接部が割れていないかチェックしましょう。溶接されている部分が割れていると最終的に走行中に車体が壊れて事故が発生する可能性があります。

基本的に、外観が非常に傷んでいるということは、放置期間が長いというだけでなく、車体を見て使い方が荒いと感じたら、丁寧に扱っておらず定期的な調整や修理は行っていないと見るべきで、このような中古自転車はできるだけ選ばないようにしましょう。

中古電動アシスト自転車を購入する際、車体だけなく部品の状態をチェックする必要があります。一番わかりやすいのがチェーンでしょう。自転車のチェーンは定期的に注油する必要がありますが、中古電動アシスト自転車でチェーンが錆びている場合、保管方法が悪く、定期的なメンテナンスを行っていないと判断しましょう。

チェーンの次はホイールもチェックしましょう。自転車に使われているスポークホイールは、定期的にスポークの点検や調整などのメンテナンスを行わないと錆や折れ等の故障が発生します。また、ホイールが壊れた場合、交換すると高価になるためチェックしておきましょう。

中古自転車のホイールチェックを行う際、最初にホイールを手で回して大きく左右や上下に振れていないか確認しましょう。また、スポークが折れていると、そのままの状態で走行し続けると、ホイールが曲がってしまい、最悪の場合車輪を交換する可能性もあります。スポークが折れた中古自転車を購入するのはオススメしません。

他にもタイヤやグリップの消耗度をチェックしましょう。例えば、タイヤの溝が明らかに減っている、ヒビ割れが発生している場合、走行しているとタイヤがバーストしてしまう可能性があるため、早急に交換する必要があります。また、ハンドルグリップも劣化が大きい場合、グリップのゴムがベトベトしていて握りたくない場合や、グリップが回転して走行中に転倒してしまう危険性があるので、早急に交換する必要があります。程度の悪い中古電動アシスト自転車を購入しても、修復するのにお金が必要なため、できるだけ程度が良い中古電動アシスト自転車を購入したほうが、後々の面倒が無いでしょう。

乗るだけならサブスクリプションサービスを使う方法もある

電動アシスト自転車を低価格で購入したいが、短期間しか乗らないと考えている人には中古を買うのではなく、サブスクリプションサービスを使う方法があります。サブスクリプションとは、「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」ビジネスモデルで、電動アシスト自転車では、数社がサブスクリプションサービスを提供しています。

これらサブスクリプションサービスの利点は、短期間の利用なら購入するよりも割安な価格で乗ることができることです。一方で、所有しているわけではないため、売却や保有を行うことはできず、規定の年数が経過したら返却を行う必要があります。また、サブスクリプションサービスを使用する際は、中古や新車の購入価格と比較して、どのくらいお得なのか考えましょうサブスクリプションサービスは、長期間使用すると最終的には実際に購入したほうが安いという事例も

CycleTrip BASEでは電動アシスト自転車やE-Bikeのサブスクリプションサービスと中古車の販売を実施中

東京23区、秋葉原エリア、名古屋エリアでレンタサイクルを展開しているCycleTrip BASEは電動アシスト自転車やE-Bikeのレンタサイクルだけでなく、サブスクリプション(月額レンタル)と中古車販売を行っています。

CycleTrip BASEでサブスクリプションサービスを行っている電動アシスト自転車は、ブリヂストンサイクルTB1e、パナソニックハリヤ、ヤマハPAS BRACEなど国産ブランドのスポーティタイプの電動アシスト自転車を用意しています。これらモデルの特徴は、スポーツサイクル風のデザインを採用していますが、街中でよく見るママチャリタイプの電動アシスト自転車の頑丈な駆動系やモーターを採用しているので、扱いやすいのが特徴です。

また、スポーツタイプのE-Bikeに関してはベネリ、BESV、スペシャライズドなどの大手E-Bikeブランドを用意。取り回しがよく街乗りで便利なミニベロタイプ、サイクリングをスポーティに楽しみたい人にお薦めなクロスバイクタイプ。乗り心地が良くてパワフルなマウンテンバイクタイプ、購入すると70万円近くするロードバイクタイプまで多種多様なモデルを用意しています。電動アシスト自転車やE-Bikeはどのモデルもサブスクリプション(月額レンタル)に対応しているので、気になる自転車を試してみたい人にお勧めです。

サブスクリプションではオプションの補償で、車両補償、盗難補償、ロードサービスの3つの有料サービスを用意しています。

車両補償は、接触事故など警察から事故証明を貰う事故が発生した時、万が一車両を損傷してしまった場合に補償されます。加入費はレンタル料金の20パーセントとなります。盗難補償は、万が一レンタルした車両が盗難された場合に補償されます。加入費はレンタル料金の10パーセントとなります。

ロードサービスは、メカトラブルなどで走行不能になった場合や、チェーン切れで走行不能になってしまうなどのトラブルで、利用できる搬送サービス。加入費は1ヵ月まで2000円です。

他にも、万が一の頭を守るためのヘルメット、荷物を載せることができるリアキャリア、ビンディングシューズを持っている人なら有効活用できるSPD、ペットボトル飲料を車体に装着するためのボトルケージをオプションで用意。

さらに、CycleTrip BASEの東京店舗では、有料で宅配サービスを実施しています。宅配可能エリアは東京都では台東区、墨田区、荒川区、千代田区、文京区、中央区、足立区、葛飾区、江東区、港区、江戸川区、北区、目黒区、品川区、豊島区、板橋区、練馬区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、渋谷区、杉並区、三鷹市、武蔵野市、調布市。千葉県では、松戸市、市川市、船橋市、千葉市、柏市の一部エリア。埼玉県では、草加市、川口市の一部エリア。神奈川県では川崎市、横浜市の一部エリアで、宅配サービスを行っています。料金は片道料金で最低3000円からです。

料金の支払いは、VISA,MASTER,DINNERS,AMEX,JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードでの支払いに対応しています。デビットカードを含む現金での支払いの場合、一般のレンタルではレンタル料金にプラス1000円が、長期レンタルではレンタル料金にプラス2000円が必要となります。長期レンタルの場合、30000円のデポジット(保証金)が必要で、返却時に車体に故障などがない場合など、車体に異常がなく返却された場合はデポジットは全額返金を行います。また、保険証にて勤務先や、学生証を確認した場合、一部電動アシスト自転車のデポジット不要プランでは、デポジットは不要になります。

レンタサイクルで使われていたスポーツ自転車の一部を中古自転車として販売も実施。中古車はレンタサイクルとして使われていたもので、定期的にメンテナンスを行っており、傷の補修から、タイヤ、ブレーキシュー、ハンドルグリップなど消耗品の交換を定期的に行っています。

発送に関しては、タイヤとハンドルを外した状態で発送を行うので、組立が心配な場合、近くの自転車店などに相談をお願いしています。自転車の送料に関しては1万円。また、東京・秋葉原と名古屋・鶴舞にある店舗の場合、完成車状態で受取が可能でき、その場合、送料は不要になります。実車を確認したいと思う場合、秋店舗に来店すれば実車を確認することが可能。さらに、CycleTrip BASEの中古自転車は、納得がいくまでレンタルしてから、購入する事もできます。さらに、万が一、車両にトラブルがあった際に、365日24時間対応の安心のロードサービスも付帯しています。

Cycletrip BASEの中古自転車は、E-Bikeや電動アシスト自転車をラインナップ。時と場合によっては、ヤフーオークションやメルカリなどのインターネットオークションやフリーマーケットサイトよりも、お買い得な価格で購入できることもあります。中古車両は常時用意しているわけではなく、定期的にチェックして、お得なモデルを探してみましょう。

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