E-Bikeを購入する際、事前にやっておきたいことを解説! 保管や充電などを紹介

電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」は、街中を走っている一般的な電動アシスト自転車よりもスポーティな走りを楽しむことができます。その一方で、扱うにあたり、通常の電動アシスト自転車よりも特殊な部分があります。そのため、E-Bikeを購入する前は、これらの項目をチェックしてみましょう。

バッテリーの着脱ができないE-Bikeの場合、どこで充電を行うか考えよう

モーターでアシストを行うE-Bikeは、モーターで動かす際、バッテリーの充電が必要になります。多くのE-Bikeはバッテリーを外すことができますが、一部のE-Bikeは、バッテリーを外すことができず、車体に装着された充電口に差し込む必要があるモデルがあります。日本国内ではSpecialized Turbo Creo SL・Turbo Vado SL・Turbo Levo SLシリーズや、BESV CF1 LINOなどが有名です。

このような、バッテリーの脱着ができないE-Bikeを充電する場合は、事前に充電できる場所を考えておきましょう。E-Bikeの充電方法は一般的に室内で充電を行いますが、日本の住宅事情では難しいこともあります。そのため、延長コードを購入して屋外で充電する方法や、最近流行のポータブル電源を活用するのも考えておきましょう。

車体を置くスペースは、どこにするか考えよう


E-Bikeを購入する際に考えておきたいことの1つが車体を置くスペースを確保することです。E-Bikeに使われているモーターとバッテリーは、基本的に防水処理が施されていて、一般的な雨などには対応していますが、保管が悪いと車体の劣化が大きくなります。そのため、できるだけ保管方法も考えておきましょう。

E-Bikeを保管する上で良い条件と言えるのが「雨が当たらない」「暑くも寒くもない丁度良い気温で保管できる」「盗難されにくい場所で保管する」の3つです。

1つ目の雨が当たらないのは、E-Bikeが常時雨に当たると劣化してしまうため。E-Bikeのモーターやバッテリーは高い防水処理が採用されていますが、それでも使用していくうちに防水機能が劣化してしまうことがあります。また、横殴りの雨などには弱い場合もあるので、保管する際には雨に当たらないようにしておきましょう。

2つ目の暑くなく寒くもない場所で保管するということに関して。バッテリーに使われているリチウムイオン電池は熱に弱いという弱点があります。リチウムイオン電池は、暑くもなく寒くもない温度で直射日光がない場所で保管を行うのが良いでしょう。

3つ目の盗難されにくい環境は、自転車は車体が軽いため盗難されやすいという欠点があるためです。特にE-Bikeは車体価格が高価なので、盗難対策を考えておく必要があります。

保管場所に関して、一番お勧めなのが室内保管やガレージでの保管でしょう。室内、ガレージ保管の利点は、雨風に当たらないだけでなく、適温を保つことができる、盗難されにくいという大きな利点があります。

もし、E-Bikeを屋内保管するのが難しく、屋外保管を行う場合は、雨を有る程度防ぐことができ、盗難防止につながるサイクルカバーを使用しましょう。サイクルカバーは様々な物がありますが、生地は厚めで、できるだけ車体全体を覆うような物がいいでしょう。ホームセンターやネット通販では1000円以下の物が販売されているのがありますが、低価格のサイクルカバーはサイズが小さい、風が吹いた時に捲れやすいという問題があります。そのため、E-Bike用にサイクルカバーを選ぶ際は、ある程度品質が高い物を選ぶのをお勧めします。そして、屋外保管を行う場合は、バッテリーはできるだけ外して室内に置いておきましょう。

E-Bikeが簡単に積める自動車を所有しているか考えよう

 

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E-Bikeを楽しむ際、どのような自動車を所有しているのかも重要です。例えば一口に自動車と言っても、車内空間が狭い一方で操縦安定性が高いセダンやクーペに乗っているのと、車内空間が広い一方で、操縦安定性が悪いミニバンやワンボックスカーを所有しているのでは、積載できるE-Bikeの性能が大きく変わります。

E-Bikeはバッテリーやモーターを搭載しているので、車体重量が通常の人力自転車よりも重くなります。軽量タイプと言われているクロスバイクタイプのE-Bikeだと、車体重量は15キロから16キロ、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeだと、車体重量は20キロ程度のモデルが多いです。また、海外で主流のマウンテンバイクタイプの場合、24キロとクロスバイクタイプよりもさらに重いモデルもあります。これは、オフロード走行を行うにあたり、車体や部品を頑丈にする必要があるためです。

多くのE-Bikeは、人力スポーツ自転車と同じように、車輪を容易に取り外すことができます。そのため、車輪を取り外して車載を行うことも可能ですが、車体サイズが大きく、車体重量も重いため、気軽に車載できる自動車は少なくなります。もし、E- Bikeを車載して、カーサイクリングを楽しみたい場合は、室内空間が大きいステーションワゴンやミニバン、ワンボックスカーの購入を考えるか、頻繁にレンタカーを活用する方法や、折りたたみ自転車タイプのE-Bikeの購入を考えるのをお勧めします。

自転車保険に入るのか、ロードサービスに加入するか考えよう

E-Bike生活を行う上で考えておきたいのが自転車保険やロードサービスです。自転車保険に関しては、近年、様々な自治体が、自転車事故が発生した際に相手に補償を行う保険の加入が義務化されています。このような保険は、通常の自転車保険だけでなく賠償責任保険でも対応できる場合もあります。

また、E-Bikeは車体価格も高価なので車両保険を考えておくのも良いでしょう。車両保険には、万が一盗まれた場合の盗難保険から事故による破損から車体を修復する車両保険まであります。そして、E-Bikeは自転車扱いになるため、同価格の原動機付自転車やオートバイよりも保険価格が安いため、積極的に盗難保険に入っておくのをおすすめします。

東京・神田にあるCycleTrip BASEでE-Bikeを気軽に体験してみよう

高価なE-Bikeを購入する前にE-Bikeがどういうものか体験したいのならレンタルを体験してみましょう。東京23区、秋葉原エリアでレンタサイクルを展開しているCycleTrip BASEでは、Specialized製のロードバイクタイプのE-Bike「Turbo Creo SL」から、街乗り向けE-Bikeでベストセラーの「BESV PSA1」まで、様々なモデルを揃えています。

また、オプションの補償で車両補償、盗難補償、ロードサービスの3つの有料サービスを用意しています。車両補償は、接触事故など警察から事故証明を貰う事故が発生した時、万が一車両を損傷してしまった場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の20パーセントとなります。盗難補償は、万が一レンタルした車両が盗難された場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の10パーセントです。ロードサービスは、メカトラブルなどで走行不能になった場合や、チェーン切れで走行不能になってしまうなどのトラブルで利用できる搬送サービスで、加入会費は1ヵ月まで2000円です。

他にも、車種によってはレンタルオプションもあり、万が一の頭を守るためのヘルメットやペットボトル飲料を車体に装着するためのボトルケージをオプションで用意しています。料金はヘルメットは1週間で500円、ボトルケージが500円です。

CycleTrip BASEのレンタサイクルは店舗だけでなく、有料で宅配サービスを実施しています。宅配可能エリアは東京都では台東区、墨田区、荒川区、千代田区、文京区、中央区、足立区、葛飾区、江東区、港区、江戸川区、北区、目黒区、品川区、豊島区、板橋区、練馬区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、渋谷区、杉並区、三鷹市、武蔵野市、調布市。千葉県では、松戸市、市川市、船橋市、千葉市、柏市の一部エリア。埼玉県では、草加市、川口市の一部エリア。神奈川県では川崎市、横浜市の一部エリアで、宅配サービスを行っています。料金は片道料金で最低2000円からです。

料金の支払いは、VISA,MASTER,DINNERS,AMEX,JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードでの支払いに対応しています。デビットカードを含む現金での支払いの場合、一般のレンタルではレンタル料金にプラス1000円が、長期レンタルではレンタル料金にプラス2000円が必要となります。長期レンタルの場合、50000円のデポジット(保証金)が必要で、返却時に車体に故障などがない場合など、車体に異常がなく返却された場合はデポジットは全額返金を行います。また、保険証にて勤務先や、学生証を確認した場合はデポジットは不要になります。

E-Bikeは通常の自転車とは違い、気をつける所はいくつかありますが、抑えるポイントを抑えておけば楽しいE-Bike生活を送ることができるでしょう。今回の記事を参考に無理のないE-Bikeライフを送って頂けたら幸いです。

 

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