他では乗れないレース用トライアスロンバイクが乗れる!FELT IA61とはどんな自転車?
- 2020/10/27
- 車種紹介
アメリカ・カリフォルニア州アーバインに拠点をおく自転車メーカー「FELT」。創設者であるジム・フェルトはヤマハ、カワサキ、スズキ、ホンダなどのエンジニアでモトクロス用のオートバイフレームを製作し、自身が乗るためのトライアスロン用自転車のフレームを設計した事が自転車メーカーの始まりとして知られています。
現在、FELTには、ロードバイクやグラベルロード、クロスバイクと多種多様なスポーツ自転車を展開しており。その中でもIA61はトライアスロンで勝利するためのトライアスロンバイクとして有名です。
トライアスロンは水泳、自転車ロードレース、長距離ランニングの3種目を連続して行う耐久競技です。その中でも、トライアスロンバイクは自転車部門で使う自転車です。
「Integrated Aero」を意味する「IA」は、自転車ロードレースのUCI(国際自転車競技連盟)のルールの枠を取り払い、トライアスロンのためだけに開発されています。
カーボン製フレームは、楕円断面のチューブを採用し、極限まで空気抵抗を削減するだけでなく、時速40キロの走行で、ヨー角5~15度の風を揚力に変えて、バイクを前に送り出し、空力性能を極限まで高めているとのこと。
また、車体にはフレームと一体化したストレージスペースを2つほど装備。トップチューブには、走行中に必要なだけの充分な補給食にすばやくアクセスするカルパック2.0を装備。シートチューブ後部には工具やチューブをスマートに収納することができるBTSパックを搭載しました。
さらに、CycleTripで登録されているIA16には、レース用ホイールを搭載。前輪はリムハイトが高いレース向けのシマノ デュラエースのカーボンホイールに加え、後輪はトライアスロンレースやタイムトライアルレース用のディスクホイールを搭載。本気のトライアスロンバイクに進化しています
本格的なトライアスロンバイクは、簡単な試乗を行う事も難しいです。気になる方は、一度は乗ってみては如何でしょうか。
自転車・E-Bikeメディア「シクロライダー(https://www.cyclorider.com/)」を運営。現在はE-Bike、クロスバイク、折りたたみ自転車などを所有している。現在の主力自転車はE-Bike「Specialized Turbo Vado SL」