Eバイクがセレブや裕福層が乗る理由を解説! 気軽に乗れるハイエンドEバイクも紹介!

従来のペダルの力で移動する人力と、モーターとバッテリーによる電動アシストを融合させた自転車であるEバイク(電動アシスト自転車)。日本では安価なママチャリタイプの電動アシスト自転車がよく売れていますが、海外では、日本のママチャリタイプの電動アシスト自転車よりも趣味性が高い次世代電動アシスト自転車「Eバイク」が注目されています。特に、Eバイクは従来の電動アシスト自転車とは違い、セレブや裕福層が乗っていることもよくあり、Youtubeで一躍有名となった歌手「ジャスティン・ビーバー」や、ボディビルダー・アクションスター・政治家で有名なアーノルド・シュワルツェネッガー、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子で俳優で知られているパトリック・シュワルツェネッガーがEバイクに乗っている写真が公開されています。

セレブなど高所得者層もEバイクに注目されているため、海外の企業ではイタリアの高級オートバイブランド「ドゥカティ」「MVアグスタ」、アメリカの高級オートバイブランド「ハーレーダビッドソン」がEバイクに参入しています。(両車とも日本未発売)

 

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自動車企業でもポルシェが、クロアチアのハイテクEバイクブランド「Gryep」を買収し、オリジナルのEバイク用モーターの製造を計画しており、Eバイクは高級車ブランドでも注目されています。

今回は、セレブや高所得者層がEバイクに興味がある理由を紹介します。

ヨーロッパでは可処分所得が多い層がEバイクに乗る理由

Eバイクの本場である欧州市場。日本の電動アシスト自転車の価格が10万円台なのが一般的なのに対して、30万円から40万円クラスと高価で、100万円を超える物も少なくありません。

ドイツのE-MOUNTAINBIKE MAGZINE誌は、マウンテンバイクタイプのEバイクの愛好家の情報源で知られており、ドイツ国内だけでなく、世界中に幅広い読者を抱えています。

内容は、Eバイクの総合的なレビュー、バイヤーズガイド、メンテナンスのヒントから、業界の最新動向に関する詳細な特集まで、さまざまなトピックを紹介しています。

E-MOUNTAINBIKE Magazineの特徴のひとつは、フィールドテストに重点を置いているのが特徴となっています。また、E-MOUNTAINBIKE MAGAZINEは定期的に読者調査を実施していることで有名です。2022年12月23日に発表された読者調査では、87か国から 1万2338人が読者調査に参加。この調査によると、読者の平均年齢は現在 53 歳で、平均世帯年収は80,975 ユーロと日本円にして約1210万円です。そして、E-MOUNTAINBIKE MAGAZINEの読者の30パーセントが管理職に就いているか、代表取締役の地位に就いているとのこと。73パーセントは大学の学位を持っており、そのなかには博士号を持つ5パーセントも含まれます。

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アメリカでも可処分所得が多い人がEバイクに乗っている

ヨーロッパでは、可処分所得が多い人がEバイクに乗る傾向にありますが、自動車大国で有名なアメリカではどうでしょうか。

今回は、アメリカのEバイクブランド「EVELO」の調査結果を紹介します。この調査は、2019年1月24日から3月15日にかけて、アメリカの成人1,157人(男性74%、Eバイク所有者61.11パーセント)を対象にオンライン調査を実施。この調査方法は、電子メール、Facebook、Twitter、Reddit、およびPRWebのプレスリリースで回覧されました。回答の大部分は、株式会社EVELOのメール購読者(1,013名)からのものとのことです。

今回の調査で最も印象的だったのは、Eバイクの所有者や、電動アシスト自転車の購入を検討している想定顧客の年齢層が55歳以上であるということ。この層は団塊の世代に属し、回答者の79.47パーセントを占めています。年齢層は65歳から74歳の回答者が最も多く、この質問に回答した1,023人の36.36パーセントを占めています。55歳から64歳は29.91%、75歳から84歳は12.61パーセントを占め、85歳以上の回答者は0.59%でした。

次に若い年齢層である45歳以上54歳未満を含めると、アンケートに回答したEバイク所有者や関心のある消費者の90.61パーセントが45歳以上です。さらに、Eバイク所有者のみで見ると、55歳以上が81.46パーセントを占め、さらに年齢層が高くなる傾向となっています。

Eバイクの所有者や関心のある消費者の9割が45歳以上という統計調査に関しては、国立交通政策研究所(NITC)とポートランド州立大学の2017年の調査でも、電動アシスト自転車所有者の67.2パーセントが45歳以上であると報告されています。

2017年と2019年の両方で調査されたEバイクの所有者と関心のある消費者の70~90パーセントが、少なくとも45歳である理由としてよく挙げられるのが、お金です。熟年層は可処分所得が比較的多いため、従来の人力自転車よりも高価なEバイクを購入できる可能性があると考えられています。この調査の回答者のうち、少なくとも71.16パーセントが毎年5万ドル(当時のレートで約550万円)以上の収入を得ており、個々の労働者当たりの見かけ上の米国中央値を超えている可能性があるとのこと。具体的には、15.15パーセントの回答者が15万ドル(約1650万円)以上の世帯年収を有しており、世帯年収が10万ドル以上15万ドル(1100万円異常1650万円以下)未満の人は17.40パーセント。回答した個人の年収が7万5,000ドルから10万ドル(825万円から1100万円)の人は約19.65パーセント、5万ドルから7万5000ドル(550万円から825万円)の人は約18.96パーセントでした。また、年収が25,000ドルから50,000ドル(275万円から550万円』の世帯からの回答は17.01パーセント、残りの11.83パーセントは25,000ドル(275万円以下)以下の世帯とのことです。

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高所得者やセレブがEバイクに乗る理由とは

高所得者やセレブが、なぜEバイクに乗るのでしょうか。その理由はさまざまです。1つ目が健康面。Eバイクは、従来のサイクリングの長所と電気モーターによる手軽さを融合させているため、従来の人力自転車よりも長時間、効果的な運動ができます。従来のサイクリングにありがちな過度な負担をかけることなく、運動不足を解消することができるのです。

利便性に関しても注目しましょう。交通渋滞の多い都市では、Eバイクは軽快な走りで狭い道や渋滞を回避し、目的地までスムーズに移動することができます。

さらに、Eバイクは環境に配慮した交通手段でもあります。世界的に持続可能性(サステナビリティ)の重要性が叫ばれていますが、Eバイクは温室効果ガスを直接排出しないため、環境意識の高い人にとって魅力的な選択肢となっています。

そして、独自性とスタイルも注目すべきところでしょう。セレブや高所得者はユニークなスタイルと高級品への拘る傾向にあります。Eバイクメーカーは、このような需要に応えるため、Eバイクブランドは、独自性がある特徴的なデザイン、パワフルなアシストを行うためのモーター、スマートフォンと接続することで様々な調整を行うことができるハイテク機能を備えており、一種のステータスシンボルとなっています。

CycleTrip BASEでは高級Eバイクが気軽にレンタル可能

CycleTrip BASEは、ロードバイクやクロスバイク、電動アシスト自転車といった自転車だけでなく、高級Eバイクもレンタルすることができます。今回は、CycleTrip BASEで用意している高級Eバイクを紹介しましょう。

Specialized Turbo Creo SL

Specialized Turbo Creo SLは、日本国内では非常に有名なロードバイクタイプのEバイクです。カリフォルニアでデザインされ、スイスで設計され、台湾で製造されたことで知られているTurbo Creo SLは、軽量なE5アルミフレームの中に320Whの電力を提供するSL1-320内蔵バッテリーを収容し、航続距離は最大で130キロと謳っています。モーターは、スペシャライズド独自のSL 1.1モーターで、定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm。多くのEバイクに存在する、モーターのパワーに頼るアシストではなく、追い風に乗っかるような自然なアシストを実現しています。

また、ハンドルと車体をつなぐステムには、Future Shock 1.5ダンパーシステムを採用。前輪の衝撃を吸収するダンパーとなっており、乗り心地も向上しています。

インターフェースはシンプルで、フレーム上部のスイッチで3つの主要なパワー機能を制御します。また、スマートフォンと専用アプリケーション「Specialized Mission Control」と接続することで、モーターのアシストの調整や、モーターやバッテリーの状態をチェックすることができるハイテク機能もあります。

CycleTrip BASEには様々なEバイクをレンタルすることができますが、Specialized Turbo Creo SL E5の希望小売価格は73万7000円と、フラグシップモデルと言えます。軽くてスムーズなアシストは、他のEバイクには無い特徴で、一度は体験しておくべきでしょう。Specialized Turbo Creo SL のレンタル料金は、1日10,000円(2日目以降 6,000円)からです。

CycleTrip BASE秋葉原でSpecialized Turbo Creo SL をレンタルする

Specialized Turbo Vado SL

Specialized Turbo Vado SLは、Specializedのクロスバイクタイプの軽量Eバイクです。SpecializedのEバイクと言えば、ロードバイクタイプのTurbo Creo SLが有名ですが、Turbo Vado SLは、Turbo Creo SLの走行感を受け継いだクロスバイクタイプのEバイクです。

E5アルミフレームの中には、320WhのSL1-320内蔵バッテリーを収容し、航続距離は最大で130キロ。モーターは、追い風に乗っかるような自然なアシストを実現したスペシャライズド独自のSL 1.1モーターで、定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nmです。モーターやバッテリー関連に関しては、Turbo Creo SLと同じ仕様となっています。

インターフェースもTurbo Creo SLと同じく、フレーム上部のスイッチで3つの主要なパワー機能を制御。スマートフォンの専用アプリ「Specialized Mission Control」と接続することで、モーターのアシストの調整や、モーターやバッテリーの状態をチェックすることができるハイテク機能も用意しています。

Turbo Vado SLはクロスバイクなので、Turbo Creo SLよりもタイヤがやや太く、上半身が起き上がった姿勢となっているので、Turbo Creo SLよりも乗りやすいのが特徴です。

CycleTrip BASEでは、Turbo Vado SL4.0(希望小売価格44万5000円)と、上位モデルであるTurbo Vado SL5.0(希望小売価格52万8000円)の2種類を用意。Turbo Vado SL5.0には、ハンドルと車体をつなぐステムには、Future Shock 1.5ダンパーシステムを採用し、手首の衝撃を押さえて乗り心地も向上しています。他のEバイクには無い特徴である、軽くてスムーズなアシストと、クロスバイクらしい乗りやすさを両立しています。Specialized Turbo Vado SL のレンタル料金は、Vado SL 4.0が1日6,500円(2日目以降 4,500円)から、Vado SL 5.0が1日7,000円(2日目以降 5,000円)からです。

Tern Vektron

Tern Vektronは、折り畳み式のコンパクトなデザインが特徴Eバイクです。折り畳める車体は従来のEバイクでは難しいアパートへの収納も簡単です。

Vektronには、ドイツ・ボッシュのドライブユニット「アクティブラインプラス」を搭載。定格出力250W、最大トルク50Nmの、このモーターは静かでスムーズにアシストしてくれます。

Vektronは、コンパクトなEバイクでありながら、通常のEバイクと同等の快適性や走行安定性を備えた設計を採用しています。

また、身長の異なるライダーのためにサドル高は調整が可能で、大きな柔軟性も兼ね備えています。バッテリーは、長寿命で充電時間が短いことで知られるボッシュのパワーパック300を採用。容量300Whのバッテリーは僅か2.5時間充電するだけで、最大航続距離は100キロを達成しました。

Tern Vektronの希望小売価格は35万900円。レンタル料金は、1日7,000円(2日目以降 6,000円)からです。

CycleTrip BASE秋葉原でTern Vektronをレンタルする

BESV JR1

台湾のEバイクブランド「BESV」は、様々なEバイクを用意しています。その中でもJR1は、堅牢なアルミフレームを採用したロードバイクタイプのEバイクです。シマノ105コンポーネントと機械式ディスクブレーキを搭載しており、車体にはリアハブドライブシステムを採用。定格出力250Wのモーターが搭載されており、スムーズなアシストを実現します。

BESV JR1は、スマートなデザインや軽量な車体を実現したロードバイクタイプのEバイクです。軽い車体と細いタイヤを組み合わせることで採用したことで、JR1と比較して扱いやすさが向上したと言えるでしょう。BESV JR1の希望小売価格は31万4000円。レンタル料金は、1日7,000円(2日目以降 5,000円)からです。

CycleTrip BASE秋葉原でBESV JR1をレンタルする

BESV JG1

BESV JG1は、BESV JシリーズのグラベルロードタイプのEバイクです。洗練された自然をイメージしたアースカラーと、スリムグラベル用タイヤを装着しているのが特徴です。JG1はJR1に似ていますが、全く違うEバイクとなっています。

BESV JG1は、SHIMANO GRX 11速を搭載し、舗装路だけでなく砂利道でもスムーズに走ることができます。また、15.9kgの軽量設計、252Wh(36V,7Ah)のフレーム内蔵で脱着可能なバッテリー、JR1よりも力強いチューニングを採用したリアハブモーターを搭載しています。また、フロントフォークやシートポストにはカーボンファイバー製で、高周波の振動を吸収し、快適なライディングをできるように重視しています。

BESV JG1は、スマートなデザインや軽量な車体を実現したグラベルロードEバイクです。JR1よりも太いタイヤなどを採用したことで、JR1と比較して扱いやすさが向上したと言えるでしょう。BESV JG1の希望小売価格は39万8000円。レンタル料金は、1日8,000円(2日目以降 5,000円)からです。

CycleTrip BASE秋葉原でBESV JG1をレンタルする

BESV TRSシリーズ

台湾のEバイクブランド「BESV」は、スタイリッシュな街乗りEバイクで有名ですが、それ以外にもTRSシリーズというE-MTBを展開しています。

TRSシリーズの特徴は、大容量バッテリーとシマノEMTBモーター「STEPS E8080」を組み込んでいること。パワフルなSTEPS E8080モーターは重量わずか2.8kg、定格出力250W、最大トルク70Nmを発揮し、悪路の急坂など困難な地形にも挑むことができます。TRS2シリーズはダウンチューブに設置された取り外し可能なバッテリーパックを装備しており、工具を使わずに簡単に取り付け、取り外しが可能です。

TRSシリーズには、TRS1とTRS2 XC、TRS2 AMの3モデルがあります。TRS1はカーボンフレームを採用したハードテイルマウンテンバイクタイプのEバイク。登場時は日本初のカーボンフレームのハードテイルマウンテンバイクタイプのEバイクとして注目されました。重量は19.3キロと、このクラスのマウンテンバイクタイプのEバイクでは今でも軽量な部類に入ります。また、CycleTrip BASEの高級レンタサイクルの中では、名古屋でもレンタルできるのが特徴です。

TRS2シリーズには、クロスカントリータイプのハードテイルマウンテンバイクEバイク「TRS2 XC」と、オールマウンテンタイプのMTBタイプのEバイク「TRS2 XC」の2種類を用意。TRS2 XCは、山道走行に対応しているだけでなく、泥除けや荷台、スタンドを装着することができるため、街乗りやサイクリングにも対応し、SUV感覚で使用することができます。

オールマウンテン向けに設計されたTRS2 AMは、前後にサスペンションを装着した本格仕様のマウンテンバイクタイプのEバイクです。オフロードでもグリップするMaxxis Minion DHF/DHR 27.5 x 2.6 タイヤに幅広のMTBブーストスルーアクスル(リア148×12mm、フロント110×15mm)が採用されており、TRS2 XCよりも本格的なオフロード走行が可能となモデルです。BESV TRSシリーズの希望小売価格はTRS1が50万8200円、TRS2 XCが43万8000円、TRS2 AMが54万8000円。レンタル料金は、1日9,000円(2日目以降 5,000円)からです。

Cycletripのレンタルサービスでは、CycleTrip BASE秋葉原で配達サービスも実施しています。配達エリアは東京23区の一部と羽田空港、成田空港で実施しており、その他の場所では要相談です。

ユーザーのための追加保証として、車両保証、盗難保証、およびロードサービスの3つの有料オプションを提供しています。これらのオプションにより、接触事故や盗難などの潜在的な問題に備えることができます。それぞれの加入料金はレンタル費用の一部分で、車両保証は20パーセント、盗難保証は10パーセント、そしてロードサービスは月額2000円となっています。

さらに、レンタルオプションとして、安全対策を補完するヘルメットや荷物収納のためのリアキャリア、ビンディングシューズを装着するためのSPD、そしてペットボトルドリンクを取り付けるためのボトルケージが用意されています。ヘルメットの週額料金は500円、リアキャリアは2000円、SPDペダルは1000円、ボトルケージは500円となっています。

決済方法としては、VISA、MASTER、DINNERS、AMEX、JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードが利用可能です。現金またはデビットカードを使用する場合、通常のレンタルではレンタル料金に1000円が追加され、長期レンタルの場合は2000円が加算されます。

さらに長期レンタルの場合、30000円のデポジット(保証金)が必要となります。ただし、自転車が問題なく返却された場合、デポジットは全額返金されます。加えて、保険証明書による職場の確認や学生証の提示により、デポジットの免除も可能となります。

海外ではセレブが乗ることで注目されているEバイク。CycleTrip BASEで一度はハイエンドEバイクを乗ってみてはいかがでしょうか。

  • CycleTrip BASE Akihabara
  • 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目9−番地 宮川ビル 1階

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