未来的でお洒落なE-Bike BESV LX1を徹底解説(違いやオススメの使い方などを紹介)

近年、従来の電動アシスト自転車よりもスポーティな走りを楽しめる電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」が注目されています。その中でもお洒落なデザインを売りにしているE-Bikeで有名なのが台湾の「BESV」です。

 

BESVのE-Bikeには人気のミニベロタイプのE-Bikeで有名なPSシリーズ、オフロード走行に対応したマウンテンバイクのTRSシリーズなど、様々なE-Bikeを用意しています。その中で、LX1は、デザインを重視したE-Bike。一般的なスポーツ自転車に使われている700Cの大きい車輪に、独創的なスタイリングの車体を採用。バッテリーは車体の中に搭載したインチューブタイプで、ハンドル中心部にはヘッドライトとメーターを装着した未来的なデザインを実現しました。

BESV LX1の特徴

BESV JF1の特徴はデザインでしょう。BESVといえばスタイリングにこだわっていることで有名なE-Bikeブランド。BESV製E-Bikeの中でも、LX1は一際スタイリッシュなデザインに仕上げており、台湾のデザイン賞「Golden Pin Design Award」や、ドイツのデザイン賞「German Red Dot Award」などを受賞していることで知られています。

最初に注目すべき部分は車体。多くの電動アシスト自転車や低価格のE-Bikeでは、バッテリーが車体から飛び出ているものが多いです。しかし、LX1は脱着可能な内蔵式バッテリーを採用することでスタイリッシュな外観を実現しました。また、バッテリーは着脱可能なため、室内で充電することができ、車体には装備されているバッテリーケースは、開閉式となっており、バッテリーを外した状態でも安心です。また、車体デザインも、従来の自転車には無い未来的なデザインを採用しています。

ハンドル中央部には、ヘッドライトとメーターを一体化し、従来の自転車らしさを無くしています。メーターには電池残量や速度などが大きく表示されており、視認性も高いです。

LX1の乗り心地は一般的なクロスバイクよりも良いのもポイント。フロントフォークにはRST Pulseサスペンションを装備。乗り心地が良いエアーサスペンションを搭載することでうまく衝撃を吸収してくれます。ロードバイクよりも太く、ママチャリと同じぐらいの幅のタイヤを装備しているので、一般的なクロスバイクより、乗り心地が良く、段差の衝撃で発生するパンクにも強いです。

ブレーキはシマノ・SLX油圧ディスクブレーキを採用。マウンテンバイクにも使われている油圧ディスクブレーキのおかげで安心して走行できます。

BESV LX1には前1段、後ろ10段の外装10段変速ギアを搭載。アシストは3段階のモードがあり、さらに漕いだ力に応じてアシストパワーが変化するスマートモードを装備しています。

アシストモードはスマートモードに入れておけば、街乗りから河川敷でのサイクリング、峠道に対応しています。弱いアシストモードはできるだけバッテリーの消耗を抑えて走行したい時に、強いアシストモードはバッテリーを消耗が大きいですが、楽に走りたい人に向いています。

アシストのパワーやトルクは、オフロード走行を重視したマウンテンバイクタイプと比較すると強力ではありませんが、スムーズなアシストが特徴です。また、モーター音は静かなのも大きな利点です。

ギアに関しては10段ギアを細かく切り替えて走行する必要があります。日本の法律ではアシスト比は人力に対して最大2倍ですが、モーターパワーには限界があり、単純に重いギアに入れて発進しても勢いよく走りません。また、頻繁に重いギアに入れた状態で発進すると、モーターのパワーを沢山使うことになり、電池の消耗が激しくなります。発進するときは軽いギアで発進し、軽やかに漕ぎつつ場所によって重いギアを入れたり軽いギアを入れたりしながら走りましょう。

BESV LX1に使われている外装変速機は複数のギアが車体から出ているタイプ。このタイプはクロスバイクなど多くのスポーツ自転車で使われています。変速を行う際は、足に力を入れず、ペダルを漕ぐと変速がしやすいのが特徴です。また、足を漕がないままで変速することはできません。E-Bikeの場合、モーターアシストで力が増幅されるため、変速に失敗するとギアやチェーンにダメージを与えるため、丁寧に扱いましょう。

バッテリーの容量は36V、11.2Ah 403Wh。アシスト航続距離は最大85キロメートル。航続距離の数字は測定は業界団体で定められた基準に則って計測されており、アップダウンがある道を最大で時速15キロで走行する測定方法を使用しています。日本の法律では速度が速いほどアシスト比率が少なくなり、時速24キロに達するとアシストは無くなります。サイクリングロードのような平坦な道で時速20キロ以上出して走る場合はアシスト航続距離は伸び、峠道など長く続く急坂を走るとアシスト航続距離は減ります。

BESV LX1と一般的な電動アシスト自転車の違いは?

BESV LX1とよく比較されるのが、大手電動アシスト自転車ブランドが製造している街乗りスポーツタイプの電動アシスト自転車でしょう。ファミリーサイクル(ママチャリ)やシティサイクルタイプの電動アシスト自転車でしょう。これら電動アシスト自転車とBESV LX1は全くジャンルが違います。

街乗りスポーツタイプの電動アシスト自転車は、基本的には楽に走るのを重視し、実用性を重視しています。水溜まりに遭遇しても服が汚れにくい泥除け、チェーン油がズボンの裾につきにくくなるチェーンケース、買い物した物をさっと入れることができる前カゴなど、ママチャリ譲りの装備が最初から搭載されていたり、オプションで用意していることもあります。

搭載されているモーターも、発進時の力強さを重視したトルク重視のモーターを搭載。バッテリーも体をかがまず着脱でき、さっと充電できる充電スタンドが採用されています。

このような街乗りスポーツタイプの電動アシスト自転車は、街乗りは楽ですが、サイクリングを行うにはトルク重視のモーターで、パワーはそれほど強くないのと、車体重量が重いため高速走行は不向きです。

一方でBESV LX1は、ママチャリタイプの電動アシスト自転車と比較して、パワーを重視したモーターを搭載。バッテリーのサイズや充電器のサイズが小さいため、旅の途中で電池を充電することも簡単にできます。そしてデザインも、電動アシスト自転車には見えない未来的で写真映えするスタイリングも特徴です。

BESV  LX1は、荷台や前かご、鍵などの装備がないため、実用面に関しては不便です。因みにCycleTripBASEでレンタルできるBESV LX1は、駐輪時に必要なワイヤー錠、スタンドを標準装備しているため、街乗りにも対応しています。

BESV LX1とBESV JF1との違いは?

CycleTrip BASEは、様々なBESV製E-Bikeを取り揃えています。BESV  LX1に乗る時、気になるのが「BESV JF1」でしょう。

BESV JF1は、軽さを重視したクロスバイクタイプのE-Bike。スタイリングはBESV LX1と比較して、一般的な人力クロスバイクと同じトライアングルタイプのフレームを採用しています。

BESV  LX1と、BESV JF1の大きな違いは、軽さと快適性能、デザインの3つが違います。軽さに関しては、BESV JF1の方が軽いです。BESV LX1の車体重量は24.2キロで、BESV  JF1の車体重量は16.1キロ。BESV JF1はBESV LX1よりも約8キロほど車体が軽いです。車体が軽いと、押し歩きを行う時や、アシストが切れる時速24キロ以降でもスピードが出しやすいという大きな利点があります。

快適性能に関しては、LX1が有利です。BESV  JF1は、軽さを重視しているため、フロントサスペンションを装備しておらず、バッテリーの容量も252Whと少ないです。一方でBESV LX1は、エアータイプのフロントサスペンションを装備しているため、JF1よりも乗り心地が良く、バッテリー容量も403WhとJF1よりも1.6倍ほど大きいため、安心感が高いです。

デザインはBESV JF1もBESV LX1もスタイリッシュですが、全く違うデザインを採用しています。両車ともBESVらしくスタイリッシュなデザインを採用していますが、BESV JF1はトライアングルフレームにすることで、一般的なクロスバイクを意識したコンサバティブなスタイリングなのに対し、BESV LX1は、従来の自転車のデザインにはない未来的なスタイリングを実現しました。

BESV LX1のお勧めの使い方

BESV LX1のお勧めの使い方は街乗り、サイクリングでしょう。BESV LX1は未来的なスタイリングを採用しているため、写真映えがします。街を巡るポタリングにはぴったりでしょう。

東京23区には、利根川サイクリングロード、多摩川サイクリングロード、江戸川サイクリングロードと、河川敷を活用したサイクリングロードがあり、このような河川敷サイクリングロードはアップダウンが少ないため、初心者お勧めのサイクリングコースとして有名です。BESV  LX1は車体が重いため、スポーティに走るのは不向きなため、ゆったりと走るのが良いでしょう。

東京・両国駅から千葉県のサイクルスポットに行くB.B.BASEでは、初心者向けエリアから上級者向けエリアまで、様々なサイクリングルートがあり、その中にはアップダウンが多いサイクリングルートもあります。

アップダウンが多いエリアをBESV LX1で走る場合、注意したいのがバッテリーの容量です。長い上り坂を走るとE-Bikeはバッテリーの消費が大きくなります。BESV JF1の400Whバッテリーの場合、アップダウンが多い普通の道を走る分には余裕がありますが、長い峠道を走るのは容量の関係で不向き。BESV LX1はバッテリーを簡単に外すことができ、充電器もコンパクトなので、余裕を持って走りたい人は充電器を持っていくのをお勧めします。

ロードバイクなどの人力スポーツ自転車で行うロングライドは、E-Bikeでも可能です。ロードバイクと違うのは、ハンドルが真っ直ぐのフラットハンドルを採用しているため手首に負担がかかりやすいこと。特に手首の負担に関しては、途中で休みつつ走るのをお勧めします。

BESV 1のアシスト可能な航続距離は最大100キロメートルですが、日本の法律では速度が速いほどアシスト比率が少なくなり、時速24キロに達するとアシストは無くなります。サイクリングロードのような平坦な道で時速20キロ以上出して走る場合はアシスト航続距離は伸び、峠道など長く続く急坂を走るとアシスト航続距離は少なくなります。

東京都内サイクリングでも注目エリアが、離島でしょう。浜松町の竹芝桟橋から出港している東海汽船を使うと、伊豆大島、三宅島、八丈島など東京にある離島に行くことができます。初心者がBESV LX1で離島サイクリングを行う場合に注意したいのが、離島はアップダウンが多いため、バッテリーの消耗が大きくなることです。また、これらの島を行き来する船は、運行本数が少ないため、時間に余裕を持ってサイクリングを行いましょう。

バッテリー容量に関しては、アップダウンが多い離島では、BESV LX1のバッテリー容量では、離島1周ならギリギリ走ることが可能です。ただ、ヒルクライムを行う余裕はあまり無いでしょう。離島サイクリングを楽しむ場合は、充電器を持っていきましょう。

CycleTrip BASEでBESV LX1をレンタルする場合に必要な料金

東京23区、秋葉原エリアでレンタサイクルを展開しているCycleTrip BASEではBESV PSA1のレンタルを行なっています。料金は1日6000円、1週間で2万6000円、1ヶ月で3万2000円です。

オプションの補償には、車両補償、盗難補償、ロードサービスの3つの有料サービスを用意しています。

車両補償は、接触事故など警察から事故証明を貰う事故が発生した時、万が一車両を損傷してしまった場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の20パーセントで、BESV LX1の場合、1日料金の場合は1200円、1週間料金の場合は5200円、1ヶ月料金の場合は6400円です。

盗難補償は、万が一レンタルした車両が盗難された場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の10パーセントで、BESV LX1の場合、1日料金の場合は600円、1週間料金の場合は2600円、1ヶ月料金の場合は3200円です。

ロードサービスは、メカトラブルなどで走行不能になった場合や、チェーン切れで走行不能になってしまうなどのトラブルで利用できる搬送サービス。加入会費は1ヵ月まで2000円です。

レンタルオプションでは、万が一の頭を守るためのヘルメット、荷物を載せることができるリアキャリア、ビンディングシューズを持っている人なら有効活用できるSPD、ペットボトル飲料を車体に装着するためのボトルケージをオプションで用意しています。料金はヘルメットは1週間で500円、リアキャリアが2000円、SPDペダルが1000円、ボトルケージが500円です。

CycleTrip BASEのレンタサイクルは店舗だけでなく、有料で宅配サービスを実施しています。宅配可能エリアは東京都では台東区、墨田区、荒川区、千代田区、文京区、中央区、足立区、葛飾区、江東区、港区、江戸川区、北区、目黒区、品川区、豊島区、板橋区、練馬区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、渋谷区、杉並区、三鷹市、武蔵野市、調布市。千葉県では、松戸市、市川市、船橋市、千葉市、柏市の一部エリア。埼玉県では、草加市、川口市の一部エリア。神奈川県では川崎市、横浜市の一部エリアで、宅配サービスを行っています。料金は片道料金で最低2000円からです。

料金の支払いは、VISA,MASTER,DINNERS,AMEX,JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードでの支払いに対応しています。デビットカードを含む現金での支払いの場合、一般のレンタルではレンタル料金にプラス1000円が、長期レンタルではレンタル料金にプラス2000円が必要となります。長期レンタルの場合、50000円のデポジット(保証金)が必要で、返却時に車体に故障などがない場合など、車体に異常がなく返却された場合はデポジットは全額返金を行います。また、保険証にて勤務先や、学生証を確認した場合はデポジットは不要になります。

他には無い未来的なスタイリングを採用したBESV LX1をCycleTrip BASEで乗ってみては如何でしょうか。

CycleTrip BASEでBESV LX1をレンタルしてみる

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