物価高騰でスポーツ自転車が高価に!そんな状況でもお得に楽しむ方法を解説

 

2022年後半から物価高騰が叫ばれています。自転車に関しても同じで、かつては5万円台で購入できたクロスバイクが、今では8万円近い価格となっています。

自転車価格の高騰は様々な理由がありますが、引き金となったのが2019年に発生した新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大です。世界各地で発生した感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)により、公共交通機関の使用を回避するための交通手段や、行動制限が発生した中での運動手段の1つとして自転車の利用を奨励する所が増えて需要が増大。自転車需要が増大する一方で、自転車を製造する工場も、新型コロナウイルスの影響により稼働停止が発生することで、生産ラインのストップや減産が発生しました。

また、輸送関連も新型コロナウイルスの影響を受け、コンテナの生産が減少や、船舶や航空機など運行可能な輸送機関が減少し、増大した需要に耐え切れずめ多くの場所で値上げを行っています。

さらに、2022年に発生したロシアのウクライナ侵攻により燃料費が高騰。また、スポーツ自転車に多く使われているアルミはロシアの産出量が多いため、ウクライナ戦争によりロシアからのアルミの取引が少なくなり、アルミの原材料価格も高騰することで、値上げラッシュになっています。

値上げによりスポーツ自転車が高価になる中、スポーツ自転車をお買い得に楽しめる方法を紹介します。

アウトレット品やセール品を探す

 

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ロードバイクやクロスバイクなどの一般的なスポーツ自転車は、年度ごとに新型モデル販売しているのが一般的で、旧年度モデルになるとセールを行うことが一般的です。セール品を探す方法で有名なのがオンラインショップをチェックすることでしょう。オンラインショップには、Amazonや楽天市場といったオンラインショッピングモールや、ワイズロードなどの自転車専門店が運営するオンラインショッピングモール、Chain Reaction CyclesやWiggleなどの海外オンラインショップなどがあり、どのオンラインショッピングサイトを見ると、自転車やサイクリング用品のセールや割引が頻繁に行われています。

ただ、スポーツ自転車は購入だけでなく維持が重要なため、オンラインショッピングモールで購入すると、後々の整備が難しくなるということが少なくありません。特に、電動アシスト自転車に関しては、車体にコンピューターが採用されているので、修理するには専門の設備が必要なことがあるため、オンラインショッピングモールで購入するにはハイリスクとなっています。

アウトレット品やセール品を探す際に、意外と有効なのが地元の自転車ショップをチェックすることです。大規模自転車店の場合は、クリアランスコーナーを設けていたり、年に数回のセールイベントを開催しています。特に決算期のセールでは自転車が非常に安くなっていることがあります。

また、一部メーカーでは年に数回、自社の倉庫でアウトレットセールを実施することもあります。これらのセールは場所が限られており、お目当ての物が見つからないこともありますが、自転車、コンポーネント、アクセサリーのお買い得品を見つけることができるかもしれません。

そして、自転車イベントでもアウトレット品が購入できる場合があります。自転車ショーや展示会は、自転車やギアのお得な情報を見つけるのに最適な場所ですが、イベントの趣旨によってはブランドやメーカーが、展示会限定の割引やプロモーションを提供していることも少なくありません。

アウトレット品やセール品を探す際は、メディアの閲覧やソーシャル・メディアでお気に入りのブランドや販売店をフォローしておきましょう。その多くがソーシャルメディアを使ってセールやキャンペーンを告知しています。FacebookやTwitter、Instagramでお気に入りのブランドをフォローし、最新のお得な情報を入手しましょう。

中古自転車を購入する


スポーツ自転車が高価になっている中で注目されているのが中古スポーツ自転車です。中古スポーツ自転車は割安な価格で購入することができます。しかし、中古自転車の程度は玉石混交のため、安易に購入してしまうと、新車を購入したほうが割安だったという事がよくあります。中古のスポーツ自転車を購入する際には、その状態を見極め、自分に合ったサイズかどうかを確認することが大切です。ここでは、押さえておきたい必須チェックをご紹介します。

  • 車体のコンディション
    車体全体に汚れ、傷、へこみ、日焼けのダメージがないかを点検します。フロントフォークが目に見えて曲がっていないか、溶接部にひび割れがないかを確認します。外装が傷んでいる場合は、放置、保管方法の不備、雨にさらされている可能性があります。雨ざらしを長時間行っていると、酸性雨による塗装の劣化や、回転部分に入っている油が流れ落ちていたり、部品の劣化が通常よりも激しい可能性があり、車体を見て使い方が荒いと感じたら、丁寧に扱っておらず定期的な調整や修理は行っていないと見るべきでしょう。
  • タイヤ
    タイヤにひび割れがないか、溝が減っていないかを確認します。著しい磨耗が見られる場合は、交換する必要があります。
  • ブレーキ
    ブレーキが正しく機能しているかチェックし、必要であれば調整します。ブレーキパッドが摩耗していないこと、自転車を停止させるのに十分な力があることを確認してください。
  • ドライブトレイン
    ドライブトレインがスムーズに作動するかチェックし、必要に応じて調整します。ドライブトレインには、チェーン、ギア、ペダルが含まれます。チェーンが錆びていたり、ギアの変速がスムーズでない場合は、メンテナンスが不十分である可能性があります。自転車のチェーンは定期的に注油する必要がありますが、中古自転車でチェーンが錆びている場合は、前の所有者の保管方法が悪いということです。このような場合、チェーン以外の部品のダメージも大きいと考えたほうが良いでしょう。
    チェーンの次はホイールもチェックしましょう。ホイールのチェックを行う際、最初にホイールを手で回してみましょう。メンテナンスされていないホイールは、ホイールが大きく左右や上下に振れている場合があります。また、ホイールを回して“カンカン“と音がなるような事があったら、スポークが折れていてぶらぶらと動いている音の可能性があります。スポークが折れた状態で走行し続けると、ホイールが曲がった状態で治すことができる交換する事があります。
  • サスペンション
    サスペンションが正しく機能しているかチェックしましょう。サスペンションは、走行中の衝撃を吸収し、街中やオフロードで快適な乗り心地を実現するための部品です。サスペンションは経年劣化により動きが渋くなり、定期的なメンテナンスが必要です。そのため、劣化具合が大きい場合購入した後に大規模なメンテナンスが必要なこともあります。ロントフォークが目に見えて曲がっている場合、衝突などの大きい力がかかっている可能性が高いです。フロントフォークが曲がっていると、歪んでいるので運転するのが難しい、衝突時のダメージがフロントフォークと車体(フレーム)に蓄積されているので、車体が歪んでいる可能性があります。
  • 試乗
    試乗して、ハンドリングや性能の感触を確かめましょう。バイクの安定性、変速のしやすさ、ブレーキの利き具合などに注意しましょう。
  • 登録
    前所有者の防犯登録が抹消されているか、譲渡証明書が発行されるかを確認します。防犯登録が可能かどうか確認しましょう。自転車の所有者は、都道府県ごとに防犯登録を行うことが法律で義務付けられており、中古自転車の場合も防犯登録が必要となります。もし防犯登録が抹消されていなければ、中古自転車を購入しても新しく自転車を登録することができない事があります。前の所有者の防犯登録を残っている場合、警察に職務質問され、前所有者の防犯登録があったため、警察に窃盗容疑をかけられる、前オーナーの登録が残っているため再登録できないと言う話もあります。このようなトラブルを避けるため、購入する際には、前所有者の防犯登録が抹消されているか、中古自転車を購入する際は、譲渡証明書の作成や、購入店で防犯登録を行うようにお願いしましょう。


スポーツ自転車を選ぶ際は、このようなチェックを行う必要があるのに加えて、車体の特徴を知る必要があります。また、実店舗の場合は在庫状況によってお目当ての物を見つけるのが難しいという欠点があります。実店舗で探すのが難しい場合、インターネットでの中古購入や、ネットオークションやフリーマーケットサイトで購入する事もありますが、これらネット通販での購入に関しては、現車確認が難しいことと送料が高いことを注意しましょう。中古自転車は一台一台の状態が違うため、購入前は現車確認が必要です。しかし、ネット販売の場合、現車確認が難しく写真だけで判断する必要があります。そのため、車体の具体的な劣化など細かいところがわからないという問題があります。また、自転車を送る時に発生する送料ですが、車体が大きく値段も高いため、送料の計算を事前に行う必要があります。

レンタサイクル


スポーツ自転車を所有するのではなく、短期間だけ使いたいのならレンタサイクルがお勧めです。レンタサイクルと言えば、観光地を周遊するためのレンタサイクルが有名ですが、最近では電動アシスト自転車や本格的なスポーツ自転車をレンタルすることができるレンタサイクルを展開している所もあります。特に、近年の自転車活用推進計画により、サイクルツーリズムが注目されており、サイクルツーリズムを本格的なスポーツ自転車のレンタサイクルを行っている所が増えています。購入するまでもないけど、スポーツ自転車を楽しみたい場合はレンタサイクルを使うのがお勧めです。

東京・名古屋にあるCycleTrip BASEでは、アウトレット品や中古自転車の販売からレンタサイクルまで対応

スポーツ自転車が高価に楽しみたいけど、中古車を購入するのは不安だと思う人はレンタサイクルをお勧めします。東京23区、秋葉原エリア、名古屋エリアでレンタサイクルを展開しているCycleTrip BASEでは、スポーツ自転車のレンタルや中古自転車の販売を行っています。

CycleTrip BASEでレンタルを行っているのはロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、電動アシスト自転車、E-Bikeなど様々な自転車を用意しています。ロードバイクはGIANT TCR ADVANCED、DEFY ADVANCED、Specialized ROUBAIXなどのカーボンフレームのハイエンドモデルからGIANT CONTENDシリーズなどのお手頃価格でレンタルできるアルミフレームのロードバイク、Specialized Divergeなどのグラベルロードバイクを用意。クロスバイクは定番モデルであるGIANT Escape R/RXシリーズを中心に、Tern、Bianchiを用意。

また、電動アシスト自転車は、ブリヂストンサイクルTB1e、パナソニックハリヤ、ヤマハPAS BRACEなど国産ブランドのスポーティタイプの電動アシスト自転車に加えて、Benelli TAGETEや、BESV PSA1やTRSシリーズ、スペシャライズド ターボクレオSLなどの大手有名ブランドのE-Bikeブランドを展開。取り回しがよく街乗りで便利なミニベロタイプ、サイクリングをスポーティに楽しみたい人にお薦めなクロスバイクタイプ。乗り心地が良くてパワフルなマウンテンバイクタイプ、購入すると70万円近くするロードバイクタイプまで多種多様なモデルを用意しています。電動アシスト自転車やE-Bikeはどのモデルもサブスクリプション(月額レンタル)に対応しているので、気になる自転車を試してみたい人にお勧めです。

レンタルではオプションの補償で、車両補償、盗難補償、ロードサービスの3つの有料サービスを用意しています。

車両補償は、接触事故など警察から事故証明を貰う事故が発生した時、万が一車両を損傷してしまった場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の20パーセントです。

盗難補償は、万が一レンタルした車両が盗難された場合に補償されます。加入会費はレンタル料金の10パーセントとなります。

ロードサービスは、メカトラブルなどで走行不能になった場合や、チェーン切れで走行不能になってしまうなどのトラブルで、利用できる搬送サービス。加入会費は1ヵ月まで2000円です。

レンタルオプションでは、万が一の頭を守るためのヘルメット、荷物を載せることができるリアキャリア、ビンディングシューズを持っている人なら有効活用できるSPD、ペットボトル飲料を車体に装着するためのボトルケージをオプションで用意しています。料金はヘルメットは1週間で500円、リアキャリアが2000円、SPDペダルが1000円、ボトルケージが500円です。

CycleTrip BASEの東京店舗では、有料で宅配サービスを実施しています。宅配可能エリアは東京都では台東区、墨田区、荒川区、千代田区、文京区、中央区、足立区、葛飾区、江東区、港区、江戸川区、北区、目黒区、品川区、豊島区、板橋区、練馬区、新宿区、中野区、世田谷区、大田区、渋谷区、杉並区、三鷹市、武蔵野市、調布市。千葉県では、松戸市、市川市、船橋市、千葉市、柏市の一部エリア。埼玉県では、草加市、川口市の一部エリア。神奈川県では川崎市、横浜市の一部エリアで、宅配サービスを行っています。料金は片道料金で最低3000円からです。

料金の支払いは、VISA,MASTER,DINNERS,AMEX,JCBの各種クレジットカード、交通系ICカード、QRコードでの支払いに対応しています。デビットカードを含む現金での支払いの場合、一般のレンタルではレンタル料金にプラス1000円が、長期レンタルではレンタル料金にプラス2000円が必要となります。長期レンタルの場合、30000円のデポジット(保証金)が必要で、返却時に車体に故障などがない場合など、車体に異常がなく返却された場合はデポジットは全額返金を行います。また、保険証にて勤務先や、学生証を確認した場合はデポジットは不要になります。

そして、CycleTrip BASEでは、レンタサイクルで使われていたスポーツ自転車の一部を中古自転車として販売を実施。場合によってはアウトレット車両の販売もしています。

CycleTripの中古スポーツ自転車の特徴は定期的にメンテナンスを行っている所です。レンタサイクルの中でも、高級なスポーツ自転車を提供している事を売りにしており、返却時のキズチェックなどを実施しています。また、CycleTrip BASEの中古自転車はレンタサイクルとして使用しているため定期的にメンテナンスを実施。消耗品は常に在庫しており、傷の補修から、タイヤ、ブレーキシュー、ハンドルグリップなど消耗品の交換を定期的に行っています。

発送に関しては、タイヤとハンドルを外した状態で発送を行うので、組立が心配な場合、近くの自転車店などに相談をお願いしています。自転車の送料に関しては1万円。また、東京・秋葉原と名古屋・鶴舞にある店舗の場合、完成車状態で受取が可能でき、その場合、送料は不要になります。実車を確認したいと思う場合、秋店舗に来店すれば実車を確認することが可能。さらに、CycleTrip BASEの中古自転車は、納得がいくまでレンタルしてから、購入する事もできます。さらに、万が一、車両にトラブルがあった際に、365日24時間対応の安心のロードサービスも付帯しています。

スポーツ自転車が高価になってしまい困っているなら、一度、CycleTrip BASEをチェックしてみては如何でしょうか。

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