ドライブデートの需要が減り、最近人気が高まっている自転車デート。レンタルサイクルやシェアサイクルなどのサービスも増え、多くの方が利用しています。

付き合いたてでなかなか距離が縮められなかったり、いつものデートがマンネリ化したカップルも充実したデートが楽しめます。

そんな自転車デートをしてみたい方のために、服装やポイント、おすすめスポットを紹介します。

自転車デートのおすすめの服装は?選び方のポイント

自転車デートとはいえ、大切な相手と過ごす大事な時間です。自転車に最適なサイクルウェアなどがありますが、観光スポットに行ったり飲食店にも寄ったり、せっかくのデートはオシャレもしたいですよね?

そこで、自転車デートでの服装の選び方についてご紹介します。

汗をかいてもいい服装

夏場は特に汗をかきやすい自転車デート。お互いデートを楽しみながら汗を流すのもいいかもしれません。ですが、汗をかくと気になるのが汗染みです。黒や速乾素材のものはあまり気になりませんが、薄い色は目立ちやすく女性は気をつけたいポイントです。

また、寒さ対策で厚着をしてしまうと、代謝がいい人は寒い時期でも汗ばむかもしれません。冬とはいえ体を動かす自転車デートは、脇汗対策をするのがいいでしょう。

さらに、ニットなどの素材は汗を吸収しにくくベタつきが気になるので、インナーや肌着には汗を吸収してくれる素材のものを選ぶのがおすすめです。

動きやすい服装

自転車を漕ぐとなると、服装に悩む方も多いと思います。安全面を考えて、裾が長いマキシ丈のものや風になびく服装は避けるべき服装です。女性らしさを意識してスカートを履きたいと思うかもしれませんが、タイトなものはペダルが漕ぎにくく、膝丈のスカートははだけて男性を困らせてしまう可能性もあります。

女性はなるべくパンツスタイルや、タイツやレギンスを選ぶようにしましょう。カジュアルな服装であれば動きやすく、オシャレも楽しめます。最近は男性女性問わず人気のスポーツカジュアルなスタイルが広まっているので、参考にして服装を選びましょう。

日焼け対策できる服装

日差しの影響を受ける自転車デートは、日焼け対策が必須です。夏場は特に、日焼け対策をせずに半日以上外にいれば地肌が焼けます。しっかり日焼け止めを塗り、なるべく地肌が出ない長袖にしたり、UVカットのアウターを選ぶといいでしょう。丈の短いトップスを期待方は、アームウォーマーなどを活用するのもおすすめです。

さらに、服で擦れたり汗で日焼け止めが落ちやすくなるので、こまめに塗り直すようにしましょう。

自転車デートを楽しむためのポイントと注意点

レンタルサイクルやシェアサイクルの需要が増え、自転車デートの人気が急上昇しています。通常のデートでは味わえない新鮮さがありますが、逆に気をつけなければいけないこともあります。

そこで、自転車デートを楽しむために、注意したいポイントをご紹介します。

事前にコースを確認

ロードバイクに乗り慣れてる男性であれば、ちょっとした坂道や10kmの差はあまり気にならない方が多く、通常の感覚とはちょっと離れているかと思います。「あと少しだから」「楽な道だよ」といったサバ読みは、感覚の違いですれ違いの元になるので気をつけましょう。そうならないために事前にコースを確認し、なるべく坂道は避け、女性に負担が少ないコースを選ぶのがスマートです。

また、郊外はカフェやお店が少なく、清潔なトイレを探すのも大変です。事前にコース上のどこに立ち寄れる場所があるのか、確認しておくといいでしょう。

天気と気温を確認

自転車デートは天気と気温の影響を受けるため、日程を決めた後もこまめに確認するのがいいでしょう。特に梅雨の時期には気候が不安定になりやすく、秋口の10月くらいまで台風が多い時期になります。予定を決めた時には天気がよくても変動しやすいので、代替案なども考えておくのもいいかもしれません。

また、冬から暖かくなる春の時期は、1日の気温差が激しいため、服装選びや1日のスケジュールを組む時に役立ちます。もし、郊外の山に行く場合は特に冷え込むので、気温を気にしながら日が落ちる頃の行動を決めるのがおすすめです。

ペースを合わせる

ロードバイクの経験がある男性、最近は女性もロードバイクを乗る方が増えています。ですが、トレーニングではなくあくまでデートなので、なるべく男性が女性をフォローしてあげるのがいいでしょう。

男女では、体力の差や脚力の差が出ます。デートの場合、相手の様子を見ながら男性が上手くリードし、信号待ちに声をかけたり、坂道ではペースを合わせてエスコートしてあげましょう。

こまめな休憩

男性に比べ女性は冷えやすい体質なので、冬場の自転車デートは体が温まる飲み物が手に入る場所だといいでしょう。また、真夏は体力を消耗し、熱中症対策に水分補給が欠かせません。特に女性の場合、汗やメイクなど、好きな男性の前では身だしなみを崩したくないものです。男性もそれを配慮して、こまめなトイレ休憩や涼しい休憩場所を選んであげましょう。

そして、楽しいせっかくの自転車デート。自転車の並走は安全上よくないので会話が少なくなります。コミュニケーションを忘れずに、こまめに休憩を挟んで2人の時間を楽しみましょう。

自転車デートでおすすめスポット7選

自転車デートは2人の距離を縮める絶好の機会です。充実したデートにするために、場所選びはとっても重要です。そこで、自転車デートでおすすめのスポット7選をご紹介します。

【茨城】水戸八景

江戸時代に水戸藩第9代藩主の徳川斉昭が、1833年に選定した8ヶ所の景勝地が水戸八景です。多くのサイクリストが訪れる観光スポットであり、水戸観光協会主催の水戸八景グルメライドイベントも定期的に開催されています。近くには有名な国営ひたち海浜公園があり、周辺には茨城名物スタミナラーメンや那珂湊焼きそば、海産物が堪能できるお店があるのも魅力です。

【栃木】いわふねフルーツパーク

季節ごとにイチゴやブルーベリー、ブドウや梨などの摘み取り体験ができ、新鮮なフルーツを使ったジェラートが味わえるいわふねフルーツパーク。徒歩30分圏内には栃木県内最大の都市公園のみかも山園や、ショッピングが楽しめるイオンモールや佐野プレミアムアウトレットもあります。市内には有名な佐野ラーメンも食べられるので、観光からグルメまで満喫することができます。

【群馬】道の駅 ぐりーんふらわー牧場

日本最大級のヒルクライムレースまえばし赤城山ヒルクライムで有名な赤城山。その麓に、前橋市街地が一望できる、オランダ型風車が印象的な道の駅ぐりーんふらわー牧場があります。桜の名所でも知られ、施設内には牧場やレストラン、直売所もあります。

さらに、前橋市と桐生市を結ぶ上毛電気鉄道は、そのまま自転車で乗車できるサイクルトレインが走り、利根川沿いにはサイクリングロードもあるので、充実した1日が過ごせます。

【千葉】道の駅南房パラダイス

房総フラワーライン沿いにある道の駅南房パラダイス。施設内には千葉県最大規模を誇る動植物園や、レストランカフェが併設されています。東京都内の両国駅から千葉県内の4エリアを繋ぐ、サイクリスト専用のB.B.BASEの列車があるため、自転車で房総半島を満喫することができます。さらに、海沿いには有名な灯台があり、ロマンチックな雰囲気を楽しむこともできます。

【神奈川】うみかぜ公園

横須賀の海岸沿いにあるうみかぜ公園。周辺には多くの観光スポットや名物の飲食店があり、テイクアウトでお昼を楽しむこともできます。近くの観音崎公園内にある観音崎灯台や、たたら浜園地からは綺麗なサンセットが眺められ、ロマンチックな自転車デートのしめくくりにぴったりのスポットです。

【東京】等々力渓谷

23区内で唯一の渓谷で知られる等々力渓谷。風情ある園内には滝や川が流れ、紅葉が楽しめたり夏には涼が感じられ、四季によって違う楽しみ方ができます。世田谷区内の等々力駅から程近く、1時間圏内には新宿御苑や代々木公園、駒沢オリンピック公園やレインボーブリッジもあるので、コース決めに困らず交通の便もいいのが魅力です。

【埼玉】月の石もみじ公園

紅葉で有名な長瀞に、月の石もみじ公園があります。夜にはライトアップされ、メディアでも度々紹介されています。

長瀞駅で自転車のレンタルができ、商店街には食事床やお団子やソフトクリームなどの食べ歩きができるお店もあります。近くの荒川ではライン下りや遊覧も楽しめ、桜が有名な長瀞不動寺や、ロープウェイで夕日が眺められる宝登山神社も絶景です。

まとめ

自転車デートは観光地を巡ったり、美味しいものを食べたり、人によっては本格的にロードバイクで一緒に汗を流す方もいます。それぞれ目的によって楽しさがあり、お互いを知って距離を縮めるいい機会です。自転車デートを楽しく過ごすためのポイントを参考に、計画的にプランを立て、充実した2人の時間を過ごしてみてください。

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