- Home
- お役立ち情報・使い方, レンタル, 車種紹介
- 気軽にサイクリングが楽しめるおすすめクロスバイク12選
気軽にサイクリングが楽しめるおすすめクロスバイク12選
- 2021/4/26
- お役立ち情報・使い方, レンタル, 車種紹介
ロードバイクやE-Bikeなどを中心に注目されているスポーツ自転車。数あるスポーツ自転車の中でも、気軽に乗れるスポーツ自転車として注目されているのがクロスバイクです。
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの機能を融合(クロス)させた性能を持つスポーツ自転車。舗装路をメインに走るために作られた軽量な車体と細いタイヤ、初心者でも扱いやすいフラットなハンドル、舗装路で軽快に走行でき、急な坂道でも軽いギアで上ることができる多段ギアを搭載しており、初心者でも楽しくサイクリングできるのが特徴です。
クロスバイクは競技用モデルがあるロードバイクやマウンテンバイクとは違い、クロスバイクは競技用モデルが無いため様々な種類があります。また、クロスバイクはスポーツ自転車の入門用モデルの位置づけもあるため、様々な自転車ブランドがクロスバイクを用意しており選り取り見取りです。
今回は、数あるクロスバイクの中でもCycleTripでレンタルできるモデルを例にお薦めクロスバイクを紹介します。
GIANT Escape R3
GIANTのEscape R3は、舗装路を軽快に走行するクロスバイクの中でも長年にわたって販売してきたベストセラーモデル。かつて、クロスバイクと言えばタイヤが少し太く、安定感を重視したモデルが一般的でしたが、GIANT Escape R3の登場により、クロスバイクと言えば、舗装路を軽快に走るタイプが主流になりました。
車体価格は5万円台とお手頃な価格で購入でき、30ミリ幅で舗装路での軽快な走りを重視しつつ、荒れた舗装路でも安心感が高いタイヤ、ロードバイクよりも柔らかいサドルなどを装着することで、扱いやすい入門向けクロスバイクとして親しまれています。
長年に渡って販売されたベストセラーバイクのため、CycleTripの登録も豊富。東京23区から大阪まで様々な場所でシェアを行っています。
Liv Escape R3
GIANTの女性向けスポーツ自転車ブランド「Liv」シリーズ。Liv Escape R3はGIANT Escape R3とコンセントは同じですが、女性向けに設計を変えているのを売りにしています。
車体は身長150センチメートル前後の小柄な女性が無理なく乗ることが可能。幅を狭くして扱いやすくしたハンドルに女性の骨盤に合わせた専用のコンフォートサドル、革靴やヒールのある靴を傷めない配慮がされたプラスチックペダルを採用するなど、車体からパーツまで拘った女性用クロスバイク。女性向けクロスバイクというのは日本では珍しく、小柄な女性が乗れるクロスバイクは貴重な1台と言えます。
GIANT Escape R Disc
GIANT Escape R3 Discは、GIANTのベストセラークロスバイク「Escape R3」のディスクブレーキバージョンです。
Escape R3とEscape R3 Discの一番の違いはブレーキ。Escape R3はコストと軽さを重視したVブレーキを採用しているのに対し、Escape R3 Discは、制動力を重視したTEKTRO製油圧ディスクブレーキを搭載しています。Vブレーキと比較した場合、自動車やオートバイで使われている油圧ディスクブレーキを採用しているため、軽い力でブレーキがかけられるのが利点。そのため、街乗りやサイクリングでの安心感が高くなります。また、ホイールのリムも汚れにくいという特徴も持っています。予算に余裕があるのならEscape R3よりもEscape R3 Discのほうがお薦めです。
GIANT Escape RXシリーズ
GIANT Escape RX Discは、ベストセラークロスバイク「Escape R3」よりフレーム素材と設計を変えて、よりロードバイクに近い走行性能をもたせたのが特徴です。そのため舗装路ではシャープな走りを楽しむことがスポーティな車体を採用。車体に採用されたアルミ素材は、Escape R3よりも上位の軽量、高い重量剛性比を実現したALUXX SLアルミを使用。またブレーキやシフトケーブルは内蔵することで、スッキリとした見た目を実現しています。他にも、路面からの衝撃を緩和するシートポスト「Dフューズシートポスト」を装備し、乗り心地も拘っています、
タイヤはEscape R3よりも細い28ミリ幅タイヤを装備。ロードバイク風のシャープな走りが楽しめるクロスバイクを売りにしており、長い距離を走りたいスポーツサイクリングを楽しみたい人にオススメのクロスバイクです。
KhodaaBloom RAIL700
「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」は日本の自転車メーカー「ホダカ」のスポーツバイクブランドで、コストパフォーマンスが高く軽量なロードバイク、クロスバイクを中心に展開していることで知られている。その中でもRail700シリーズは、同価格帯のクロスバイクと比較して軽量なのが特徴だ。
フレームは、重量1350グラムとロードバイク並の軽量フレームを実現。クロスバイクらしく直進安定性を高めており、街乗りやロングライドを楽しめるようになっています。
Rail700AはGIANT Escape R3よりも低価格で、ライトやスタンドが装着できるお手頃価格のクロスバイクとして注目されています。そして、Rail700は、6万円台のモデルながら車体重量は9キロ台とクラス最軽量を売りにしています。パーツチョイスもシマノ製Vブレーキや、コンチネンタル製タイヤと6万円台のクロスバイクでは価格以上のパーツをチョイスしているのも特徴。注目の日本ブランドの軽量クロスバイクに乗ってみては如何でしょうか。
NESTO VACANZE1
KhodaaBloomの所有元である日本の自転車メーカー「ホダカ」のスポーツ自転車ブランドの「NESTO」。NESTOには、本格的なスポーツライドを楽しむ人のためのプレミアムモデルと、お手頃価格で自転車生活を送ることができるスタンダードモデルの2種類を用意しており、VACANZE1はお手頃価格で乗れるスタンダードモデルに入ります。
ホームセンターなどでお手頃価格で購入できるクロスバイクですが、内容に関しては、自転車専門店で購入できるクロスバイク強度と軽量性をあわせ持ったアルミフレームや、軽量で乗り心地が良い「MAXXIS DETONATOR ケブラービードタイヤ」を搭載し。走行性能にもこだわっています。ホームセンターなどの量販店で購入できるクロスバイクながら、自転車専門店で販売されているエントリークロスバイクにひけをとらないクロスバイクです。
TREK FXシリーズ
アメリカの自転車ブランド「TREK」のFXシリーズは、リジッドフォークを採用したクロスバイク。GIANT Escape R3やEscape RXとの違いは、やや太めの35ミリ幅タイヤを装着し、より直進安定性を高めた車体設計にしているのが特徴です。Escape R3などの舗装路を軽快に走行するクロスバイクと比較した場合、舗装路を高速で走るのには向きませんが、クロスバイクなので軽快に走行は可能です。また、タイヤが太いため、荒れた道でも気にしないで走ることができ、マルチに使うことができます。
最近のモデルではディスクブレーキを搭載したタイプも登場。Vブレーキよりも安定した制動力を発揮できるのが特徴です。FXシリーズは、TREKのクロスバイクの中で売れ筋のモデルのため、CycleTripでも登録されている車両の数が多数あります。購入前にどんな感じなのか試しにレンタルして乗ってみては如何でしょうか。
Bianchi C SPORTS
イタリアの自転車ブランド「Bianchi」のC SPORTはTREK FXシリーズと同じく、少し太いタイヤを装着したクロスバイクです。スポーク数が少なくスタイリッシュなホイールを採用していますが、タイヤは35ミリ幅と太いため、パンクも比較的強く、ちょっとした砂利道も走ることができます。
また、C SPORTはビアンキのイメージカラーである「チェレステ」をアクセントとして使っている所も注目です。ブラックカラーの車体やパーツには所々にアクセントでチェレステを使い、お洒落なスタイリングを実現しました。C SPORTには、チェレステカラー仕様のモデルも用意されており、チェレステカラーを採用している、お洒落なサイクリング用クロスバイクが欲しい人におすすめです。
JAMIS CODA
JAMIS CODAはアメリカの自転車ブランド「JAMIS」のクロスバイク。CODAシリーズ一番の特徴はフレームにの素材にクロモリ・スチール素材を採用していることでしょう。一般的なスチール素材よりも軽量で剛性が高く、高価なクロモリ・スチール素材を採用することで、アルミフレームやカーボンフレームには無い、細身でスタイリッシュなデザインを実現しました。また、クロモリ・スチール素材はしなりやすいという特徴があるため、ソフトな走行感を支持している人も少なくないです。現代の主流であるアルミフレームのクロスバイクとは一味違うデザインや走行感覚を体験したい人にオススメです。
Raleigh Radford Limited
イギリスブランド「Raleigh」のRadford Limitedは細いタイヤで舗装路を軽快に走るためのスピードクロスバイク。このクロスバイクの特徴は、レトロモダンなヨーロッパ調デザインを採用している事でしょう。現代的なアルミフレームとロゴを採用しつつ、カラーリングにはパールホワイト、クラブグリーン、ノッティンガムレッド、アクアマリンブルー、アッシュグレーと落ち着いたカラーを採用することで、モダンなスタイリングながら、スポーティでもなくレトロでもない独特なキャラクターを実現しました。パーツも止まるときに重要なブレーキ、変速に関係するクランクなど細かい所までシマノ製を採用。また、タイヤは頑丈なSCHWALBE MARATHON KEVLAR GUARDで耐パンク性能も重視しています。
GIANT GRAVIER DISC
台湾大手の自転車ブランド「GIANT」のクロスバイクの中でも「GRAVIER」シリーズは、グラベルを意識したクロスバイクです。軽量なアルミフレームには、マウンテンバイクにも使われている27.5インチサイズのホイールには、1.75インチ(約45ミリ)の太いスリックタイヤを履き、舗装路を軽快に走行できるEscape R3やEscape RXシリーズとは対極的なキャラクターを持っています。ブレーキは油圧ディスクブレーキを搭載し、軽く握ってもブレーキがよく効くため安心感が高く、サイクリングやグラベルだけでなく街乗りでも威力を発揮します。太いタイヤは、舗装路を高速で走るのには不向きな一方、乗り心地が良く、河川敷にあるような砂利道も気軽に走ることができます。マウンテンバイクよりも軽快に走りたいが、タイヤが細いクロスバイクは不安な人にオススメのモデルです。
ルイガノ CITYROAM
お洒落なスポーツ自転車をラインナップしている「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」には、様々なクロスバイクがありますが、数あるクロスバイクの中でも、シティサイクルやファミリーサイクル(ママチャリ)に慣れた人でも、安心感が高いのがCITYROAMです。CITYROAMの特徴はスピードではなく乗り心地や実用性を重視している事。アルミフレームは一般的なクロスバイクよりもアップライトな乗車姿勢で、ステムはハンドルの角度を調節でき、好みのポジションが設定できます。フロントフォークには段差の衝撃を吸収するサスペンションを搭載しており、乗り心地も重視。そして街乗りを楽しむために、スタンドや泥除け、チェーンガードも装備しています。
街乗り向けの構成ながら、車体重量は14.4キログラムと一般的なシティサイクルやファミリーサイクルよりも軽く、前3段、後ろ8段の24段変速により街乗りだけでなくサイクリングや坂道にも対応しています。クロスバイクには興味があるけど、スポーティなタイプは乗りにくいので嫌だという人にオススメでしょう。
クロスバイクと言っても、多種多様なモデルがあり、流行のタイヤが細い舗装路を軽快に走れるスピードタイプから、ママチャリ並みに安定感を重視したタイプ、グラベルを重視したタイプまで様々なモデルが販売されています。これらのクロスバイクを実際に乗ってみたいと思ったら、CycleTripで実際に借りて乗ってみては如何でしょうか。
自転車・E-Bikeメディア「シクロライダー(https://www.cyclorider.com/)」を運営。現在はE-Bike、クロスバイク、折りたたみ自転車などを所有している。現在の主力自転車はE-Bike「Specialized Turbo Vado SL」