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コロナ禍で自転車の価格が高騰!?その理由と対策を解説
- 2021/10/29
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2020年から世界的に流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。この感染症の蔓延は、飲食業界や観光業界、自動車業界にも大きく影響を及ぼしています。自転車業界も影響を受けており、2021年9月現在、自転車の価格高騰や、在庫不足が問題になっています。なぜ、新型コロナウイルス感染症の影響で自転車の購入が難しくなってしまったのかを解説します。
新型コロナウイルスの蔓延で自転車の価格が高騰した理由とは?
新型コロナウイルスの感染拡大で自転車の価格が高騰した一番の理由は、自転車需要が増大したためです。世界各地で発生した感染拡大による都市封鎖(ロックダウン)により、公共交通機関の使用を回避するための交通手段の1つや、行動制限が発生した中で、運動手段の1つとしてサイクリングを奨励する所が多く見られ、自転車の需要が高まりました。他にも、旅行の中止や政府が国民に対して現金給付などを行うことで、自転車購入の需要を押し上げた影響もあります。
自転車需要が増大する一方で、自転車の生産を増やすのは簡単ではありません。急激な需要の増大に対応するには、新たに部品を製造する会社から部品を調達する必要や、工場の増設を行う必要がありますが、時間やコストがかかり、車体価格も影響します。
自転車を製造している工場も、新型コロナウイルスの影響により稼働停止に陥っているところもあり、生産ラインのストップや減産を行っており、規定の生産量ができない場合もあります。これにより自転車を注文しても、いつ届くかわからないという事態も発生しています。
自転車の製造だけで無く、輸送費も高騰しています。輸送関連も新型コロナウイルスの影響を受け、運行可能な輸送機関が減少した一方、需要が増大しているため多くの場所で値上げを行っています。自転車の値上げに関していえば、一般的に10パーセントから20パーセントほど値上げが見られます。
コロナ禍により自転車の価格はどれだけ高騰したか?
自転車需要の拡大や、コロナウイルスにより工場が動かない問題により、自転車の価格が高騰した現在。自転車の価格はどれだけ値上がりしたのでしょうか。ここではCycleTrip BASEでレンタルできるスポーツ自転車の新車価格どれだけ値上がりしたのか見てみたいと思います。
ロードバイク
- GIANT Escape R Drop:7万2600円(値上げ前)→8万300円(値上げ後)
- GIANT Contend 2:9万2400円(値上げ前)→10万3400円(値上げ後)
- GIANT Contend 1:10万7800円(値上げ前)→12万1000円(値上げ後)
- GIANT/Liv Escape R3:5万7200円(値上げ前)→6万1600円(値上げ後)
- Liv GRAMME:5万7200円(値上げ前)→6万1600円(値上げ後)
- GIANT CROSTAR:6万1600円(値上げ前)→6万8200円(値上げ後)
- GIANT Escape R DISC:6万7100円(値上げ前)→7万1500円(値上げ後)
- GIANT Escape RX3:7万3700円(値上げ前)→7万5900円(値上げ後)
- Bianchi ROMA:12万2200円(値上げ前)→13万2000円(値上げ後)
- GIANT SNAP:5万3900円(値上げ前)→5万8300円(値上げ後)
- GIANT IDIOM2:7万1500円(値上げ前)→7万5900円(値上げ後)
自転車の値上がりばかりだけでなく、自転車の購入自体が難しくなる!?
新型コロナウイルス感染症による影響で、自転車の値上げが発生していますが、それだけでなく自転車の購入が難しくなっているという問題が発生しています。これは、生産工場が新型コロナウイルス感染症の蔓延により、生産工場が稼働停止や減産を余儀なくされ、自転車の生産量が、全体で減少しているためです。特にロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車は、世界的に需要が増大しているため、入手が難しい状況です。そのため、欲しいモデルがあったら、早めに購入する必要があります。
自転車の購入が難しくなるだけでなく、自転車の修理も難しくなる!?
自転車の生産が追いつかないことに合わせて、自転車の部品供給が少なくなり、自転車の修理が難しくなってくる問題が出てきます。ここでも、コロナ禍の自転車需要の増加と自転車工場や部品工場の休業や減産が大きく関わっています。特に自転車用パーツに関しては、競技用のハイエンドパーツだけでなく、低価格の街乗り用パーツも影響を受けており、変速機やブレーキパッドといった重要な部品ですら入手するのが難しくなっています。部品供給が不安定なため修理ができず、修理が完了するまで何週間も待たされる事もあります。
新型コロナウイルス感染症が流行している中、レンタサイクルを使う利点とは
クロスバイクやロードバイク、E-Bikeといったスポーツ自転車に乗ってみたいけれども、新型コロナウイルスの影響で、気になるロードバイクやクロスバイクが購入できない、値上げして購入するのに慎重になる人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのがレンタサイクルです。レンタサイクルと言えば、観光地にある1日だけ借りることができるタイプが一般的ですが、1週間レンタルや1ヶ月レンタルを行っているレンタサイクルショップも、数は少ないながら存在します。
その1つがCycleTrip BASEです。CycleTrip BASEは東京23区、秋葉原近区の岩本町エリアにあるスポーツ自転車レンタサイクルショップ。神田駅から徒歩5分、秋葉原駅から徒歩4分、岩本町駅から徒歩1分と非常に交通の便が良い場所にあります。
CycleTrip BASEでは、初心者でも乗りやすいクロスバイクやミニベロタイプのE-Bike、クロスバイクに慣れた人でも扱いやすいエントリーユーザー向けロードバイクのみならず、上級者が満足できる本格的なレーシングタイプのロードバイクや、新車価格50万円近くするフルサスペンションE-MTBなど、様々なスポーツ自転車をレンタルすることができます。
レンタル料金は、クロスバイク「GIANT Escape R3」の場合、1日4000円(2日目以降で1日3000円)、1週間1万1000円、一ヶ月で1万4000円となります。E-Bike「BESV PSA1」は、1日6000円(2日目以降で1日4000円)、1週間で1万6000円、 1ヶ月で2万2000円になります。
CycleTrip BASEの長期スポーツ自転車レンタルの一番の利点は、すぐに自転車に乗れることができる事。新型コロナウイルス感染症が蔓延し、スポーツ自転車を注文しても、入手できるまで何ヶ月も待つ状況ですが、CycleTrip BASEなら、在庫があればすぐに乗ることができます。
実際、コロナ禍で自転車を購入しようとしても、いつ届くかわからない事を理由に、また、自転車を修理に出しているが、いつ修理が完了するかわからない事を理由に、CycleTrip BASEの月額レンタルプランを活用する人が増えています。
また、ロードバイクやクロスバイク、E-Bikeといったスポーツ自転車生活を初めてみようと思っているが、いきなり購入するのはと躊躇している方にもお勧めです。CycleTrip BASEの月額レンタルは1日に換算するとわずか数百円で乗ることができます。さらに、CycleTrip BASEのレンタサイクルには、自転車事故の保険が標準で付帯しています。また、オプションで盗難補償や車両補償、ロードサービスが用意されており、万が一のトラブルにも対応できます。
コロナ禍で、自転車を購入しようと思ってもすぐに購入できない、自転車を修理しているが時間がかかってしまうなどお困りの方、CycleTrip BASEのスポーツ自転車月額レンタサイクルを試してみては如何でしょうか。
ロードバイクや電動アシスト自転車など、自転車から見る日本のスタグフレーションの危機(シクロライダー)
自転車・E-Bikeメディア「シクロライダー(https://www.cyclorider.com/)」を運営。現在はE-Bike、クロスバイク、折りたたみ自転車などを所有している。現在の主力自転車はE-Bike「Specialized Turbo Vado SL」