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クロスバイクの選び方まとめ ジャンル別に利点と欠点を徹底解説
- 2021/8/20
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数あるスポーツ自転車の中でも、街乗り、通勤、通学などの日常用途から、週末のサイクリングからロングライドまで楽しめるのがクロスバイクです。クロスバイクは手頃な価格で扱いやすいこともあって、今でも人気のスポーツ自転車として知られています。今回は初めてスポーツ自転車に乗る人の一台として、購入やレンタルを検討している人に向けて、クロスバイクの選び方を紹介します。
人力タイプか電動アシストタイプか
クロスバイクには、一般的な人力タイプと、アシスト用のモーターが装着された電動アシスト自転車タイプ、E-Bikeタイプに分けることができます。
人力タイプというのは、その名の通りモーターやバッテリーが搭載されていなく、アシスト機能が無い普通のクロスバイクで、街中を見るクロスバイクの殆どが人力タイプとなります。人力タイプの利点は、車体価格が安い、重量が軽いということ。人力タイプのクロスバイクの価格は、一番安いエントリーモデルで5万円台から購入できるため、ロードバイクなどの10万円以上する本格的なスポーツ自転車を買うのは難しくても、クロスバイクなら気軽に購入することができます。また、車体重量も安価なモデルでも11キロ台の物が一般的なため、気軽に持ち上げることができます。
電動アシストタイプと比較した場合の欠点は、坂道や向かい風などの悪条件化では不快だということ。このような条件だとスピードが一気に落ちてしまうだけでなく、体力の消耗も大きくなります。
電動アシストタイプの利点は、電動アシストにより発進時や坂道、向かい風でも軽快に走れることです。一般的に、このような悪条件の道を人力タイプのクロスバイクで走ると非常に不快になりますが、電動アシストタイプは、その名の通りモーターとバッテリーの力でアシストを行うため、悪条件でもアシストの力により不快感が無いのです。一方で、電動アシストタイプの欠点は重量と車体価格。重量に関しては電動アシストタイプのクロスバイクは17キロから20キロとママチャリ並みに重いです。これは、車体にモーターとバッテリーを内蔵しているため、人力タイプのクロスバイクよりもどうしても重くなってしまします。
また、価格も一番安いモデルで20万円から、高価なモデルになると40万円を超えるのも少なく無いため、人力タイプと比較すると、電動アシストタイプは購入するのが難しいですが、予算に余裕があれば購入対象に入れるのをお勧めします。
電動アシスト自転車、E-Bikeに関しては、こちらで解説しています。
クロスバイクの価格帯はいくらから
クロスバイクの価格帯はピンからキリまであり、予算に余裕があればできるだけ沢山あったほうが良いでしょう。クロスバイクの価格は、ホームセンターでは、2万円程度で購入できる物から、何十万円もする物まで多種多様です。
サイクリングを楽しむクロスバイクが欲しい場合、最低でも5万円以上は欲しいところです。4万円台で購入できるクロスバイクで、サイクリングを楽しめる物は、サイクルベースあさひのプレシジョンスポーツや、NESTO Vacanzeなど一部モデルしかありません。また、5万円台で購入できるクロスバイクも少なくなっており、予算もさらに増やして6万円から7万円ほどは欲しいでしょう。
電動アシストタイプのクロスバイクに関しては、予算は最低でも10万円以上ないと、有名ブランドの街乗り用クロスバイクは購入できません。本格的なサイクリングが楽しめるEーBikeタイプの場合、20万円台は欲しいところです。
女性なら女性向けクロスバイクを選ぶのも1つ
一部の自転車ブランドでは、女性向けのグレードを用意したクロスバイクも存在します。特に、GIANTの女性向けスポーツ自転車ブランド「Liv」シリーズは、女性専用ブランドを売りにしているため、車体から部品まで、女性専用仕様になっています。
例えば、Liv Escape R3の場合、身長150センチメートル前後の小柄な女性が無理なく乗れる車体に、ハンドルは幅を狭くして扱いやすくし、サドルは女性の骨盤に合わせた設計を採用するなど、細かいところまでこだわっています。女性の方がクロスバイクに興味を持ったら、一度は女性向けクロスバイクを試してみては如何でしょうか。
ジャンル別クロスバイクの利点と欠点を解説
クロスバイクと一言で言っても、さまざまな種類があります。ここでは舗装路を快適に走行するスピードタイプから、砂利道まで様々な道に対応するグラベルタイプ、バッテリーとモーターを搭載しアシストを行う電動アシストタイプまで、様々なクロスバイクの利点と欠点を解説します。
舗装路を軽快に走る人にピッタリなスピードタイプ
クロスバイクの中でも、日本で一番人気なのは、タイヤがやや細めで舗装路を軽快に走行できるスピードタイプです。スピードタイプの利点は、車体が軽くて舗装路では軽快に走ることができ、初心者でも運転しやすいこと。スポーツ自転車特有の車体の軽さに加え、タイヤも一般的なママチャリよりも細い28ミリから32ミリと細く、抵抗が少ないため軽い力で走れます。スピードタイプのクロスバイクでよく比較されるのがロードバイクですが、ロードバイクはクロスバイクよりも細いタイヤを装着し、乗車姿勢も前傾になるため、初心者には扱いにくく、街乗りや気軽なポタリングには不向きです。一方、スピードタイプのクロスバイクは、ロードバイクよりも少し太いタイヤを装着し、乗車姿勢も比較的起き上がった姿勢のため、初心者でも楽しく走ることができます。
欠点は、ママチャリユーザーからいきなり乗り換える人の場合、タイヤが細すぎるので段差が不安、乗り心地が硬いという欠点があります。
数あるスピードタイプのクロスバイクの中でもベストセラーモデルと言えるのがGIANT Escape Rシリーズです。かつて、クロスバイクと言えば後で述べるTREK FXシリーズのようなタイヤが少し太いクロスバイクが一般的でしたが、GIANT Escape Rシリーズの登場により、クロスバイクと言えば、舗装路を軽快に走るスピードタイプが主流になりました。
Escape Rシリーズは、長年に渡って販売されているだけあって、細かいポイントを抑えています。車体は軽量で乗り心地を重視し、比較的アップライトな乗車姿勢となるアルミフレームを採用。サドルもクロスバイクとしては柔らかく、タイヤも比較的太めな30ミリ幅で乗り心地を重視しています。
また、Escape Rシリーズには、油圧ディスクブレーキを搭載したEscape R Discも用意。こちらはTEKTRO製油圧ディスクブレーキを搭載しており、一般的なクロスバイクに搭載されているVブレーキよりも、軽い力でブレーキがかけらるため、ストレスが少ないという特徴があります。価格は一番安いモデルで5万円台で購入できるのも嬉しいところです。
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GIANT Escape R3は少し高いけど、本格的なクロスバイクが欲しい人にオススメなのがNESTO Vacanzeです。NESTOは、KhodaaBloomの所有元である日本の自転車メーカー「ホダカ」のスポーツ自転車ブランド。Vacanzeは、ホームセンターなど幅広い店で購入クロスバイクですが、自転車専門店で購入できるクロスバイクと同レベルのアルミフレームや、32ミリ幅と少し太めでしなやかな「MAXXIS DETONATOR ケブラービードタイヤ」を搭載することで、走行性能と乗り心地をこだわっています。価格を抑えるために、変速段数が3×7段変速(21段変速)と、少なくなっていますが、4万円台で購入できるクロスバイクでは、貴重な本格クロスバイクです。
GIANT Escape RシリーズやNESTO Vacanzeよりもスポーティに走りたい人にオススメなのが、GIANT Escape RXシリーズです。
GIANT Escape R3は乗り心地を重視し乗りやすい初心者向けのクロスバイクですが、GIANT Escaped RXは、ロードバイク風のスポーティな走行ができるクロスバイクが売りです。車体は Escape R3と比較して、フレーム素材や設計を変えて、よりロードバイクに近いシャープな走りを採用。固めのサドルに、Escape R3よりも細い軽量な28ミリ幅タイヤを装備することで、スポーティな走行感覚を重視しています。
Escape RXシリーズは、低価格で購入できるモデルからディスクブレーキを搭載したモデル、ロードバイク用パーツを搭載した高価格モデルまで用意しています。
クロスバイクの中でも、できるだけ軽量なモデルが欲しい人はKhodaaBloom RAIL700が良いでしょう。RAIL700シリーズの特徴は、軽量を売りにしているところでしょう。
アルミフレームの重量は1350グラムとロードバイク並の軽さを実現。車体重量も6万円台のモデルで10キロを切るモデルを用意しています。また、同価格帯のクロスバイクでは標準装備されておらず、後で購入する必要があるライトやスタンドが最初からついているので、後で購入しなくても済むので、軽量なクロスバイクが欲しい人だけでなく、予算を抑えたい人にも良いでしょう。
スピードタイプのクロスバイクは、今回紹介したモデル以外にも、様々なモデルが存在します。スピードタイプのクロスバイクは他にも以下のモデルが存在します。
- サイクルベースあさひ プレシジョンスポーツ
- ANCHOR RL1
- ビアンキ ROMAシリーズ
- GIANT CROSTAR
- GIOS MISTRAL
- NESTO LIMITシリーズ
サイクリングと実用性をクロスバイクタイプ
スピードタイプのクロスバイクよりも、タイヤが32ミリから38ミリと少し太いタイヤを装着したクロスバイク。日本ではスピードタイプのクロスバイクが人気ですが、世界的にはこのようなクロスバイクが主流です。利点は、スピードタイプよりも少し太いタイヤや、安定感が高い車体は、段差や砂利道に遭遇しても安心感が高いです。欠点は、ロードバイクやスピードタイプのクロスバイクと比較した場合、舗装路での軽快な走行は少し劣ります。
このようなクロスバイクの中でも、有名なのはアメリカの自転車ブランド「TREK」の「FXシリーズ」です。FXシリーズはサイズが豊富で、車体に内臓可能なDuoTrap Sセンサーを搭載することで、スマートフォンをサイクルコンピューター代わりにすることができます。また、ライトや泥除けなどのオプションが豊富なので、通勤、街乗り仕様など自分好みのFXにすることができます。
これらクロスバイクは様々なブランドから展開されています。
- Bianchi C SPORTシリーズ
- BRIDGESTONE CYLVA Fシリーズ
- Cannondale Quickシリーズ
- GT TRANSEO
- CENTURION CROSSLINE LIGHD
- SCOTT SUB CROSS
- Specialized Sirrusシリーズ
砂利道を楽しく走ることができるグラベルタイプ
近年流行している自転車のジャンルの1つにグラベルロードがあります。グラベルロードは、ロードバイクをベースに、砂利道でも走行可能な頑丈な車体やホイール、グリップ力が高い太いタイヤを装着しています。グラベルロードブームにより、クロスバイクでもグラベルバージョンが登場しています。
グラベルタイプのクロスバイクの利点は、砂利道を比較的快適に走行できること。グラベルでも安定して走行できる車体設計と太いタイヤは、普通のクロスバイクならそろそろと走るしかない砂利道を、安心して走ることができます。日本の道の大半は舗装路ですが、ふと現れる砂利道も気軽に走れると、ふと寄ってみようと思い寄り道する機会が増えていくでしょう。また、舗装路だけを走る場合でも、太いタイヤは乗り心地がよく、段差も強いためパンクしにくいという利点があります。
グラベルタイプのクロスバイクの欠点は、舗装路をロードバイクやスピードタイプのクロスバイクのような軽快な感覚で走るのは難しいこと。ママチャリやマウンテンバイクよりも速く走ることは可能ですが、ロードバイクやスピードタイプのクロスバイクのように、平地で時速30キロを軽く出すような走りを求める人には向きません。
グラベルタイプのクロスバイクで有名なのが「GIANT GRAVIER」シリーズです。タイヤは、マウンテンバイクに使われている27.5インチサイズに1.75インチ(約45ミリ)の太いスリックタイヤを装着することで、舗装路は乗り心地が良く、砂利道ではグリップ力が高くて安心して走行することができます。GRAVIERシリーズには、油圧ディスクブレーキ仕様のGRAVIER DISCも用意されています。
グラベルタイプのクロスバイクには、細いタイヤが比較的多い700C仕様と、太いタイヤを装着したモデルが多い27.5インチ仕様の2種類がメインです。グラベルタイプのクロスバイクは以下のモデルが存在します。
- BREEZER RADAR CAFE(700c)
- GIANT GRAVIERシリーズ(27.5インチ)
- Liv GRAMMEシリーズ (27.5インチ)
- FUJI TALAWAH(27.5インチ)
- Specialized Sirrus X(700c)
サスペンション付きで、クロスバイクらしいスポーティな走りを楽しみたい人におすすめなデュアルスポーツタイプ
日本ではクロスバイクといえばフロントフォークにサスペンションが無いモデルが多いですが、ヨーロッパを中心にサスペンションを搭載したクロスバイクも用意されています。
サスペンションを搭載したクロスバイクは大まかにわけて2種類ほどあります。ここで紹介するデュアルスポーツタイプというのは、マウンテンバイク風のデザインを採用したサスペンション付きのクロスバイク。マウンテンバイクとの違いは車体が比較的軽く、タイヤもママチャリに近い細めのタイヤを装着しています。マウンテンバイクのような本格的なオフロードを走るのには向きませんが、荒れた舗装路や砂利道もクロスバイクの中では快適に走ることができるのが利点です。
欠点は車体重量が重くなること。フロントに装着されたサスペンションは、段差の衝撃や砂利道でのグリップ力の向上に貢献しますが、稼働する機構が増えるため重量が重くなります。重量は一般的に14キロ台のモデルが多いです。
写真のGIANT ROAMはかつて存在したクロスバイク。お手頃な価格で購入できたkデュアルスポーツタイプのクロスバイクとして知られています。
デュアルスポーツタイプのクロスバイクは、以下のモデルが存在します。
- TREK DUAL SPORTSシリーズ
- CENTURION CROSSLINEシリーズ
- SCOTT SUBシリーズ
サスペンション付きで、街乗りやゆったりとした速度で走るのにおすすめのトレッキングタイプ
サスペンション付きのクロスバイクの中でもデュアルスポーツタイプと対照的なモデルなのが、トレッキングタイプです。トレッキングタイプはクロスバイクの中でもゆったりとした速度で走るのに向いたモデル。トレッキングタイプの利点は、ママチャリから乗り換えた場合、一番違和感がなく楽しめるということ。タイヤはママチャリ並みに太く、乗車姿勢もクロスバイクの中では、一番アップライトで前傾姿勢になりにくく扱いやすいのが特徴です。
欠点はサスペンションを搭載しているモデルが多く、スピードを重視していないため、スポーティな走りを楽しみたい人にとっては不向きです。舗装路を高速で走りたい人には、スピードタイプのクロスバイクや一般的なクロスバイクが良いでしょう。
写真のクロスバイクは、お洒落なスポーツ自転車をラインナップしている「LOUIS GARNEAU(ルイガノ)」の「CITYROAM」です。スピードではなく乗り心地や実用性を重視しており、アルミフレームは一般的なクロスバイクよりもアップライトな乗車姿勢で、ステムはハンドルの角度を調節でき、好みのポジションが設定可能。フロントフォークには段差の衝撃を吸収するサスペンションを搭載しており、乗り心地も重視しています。
熊本県でLOUIS GARNEAU CITYROAMをレンタルする
クロスバイクを選ぶ場合、欠点を考えて選ぶのがベスト
クロスバイクを選ぶ時、価格帯やジャンル、ブランドが豊富にあるため、どのクロスバイクを買えばいいかわからない場合もよくあります。どのジャンルのクロスバイクを買うか考える場合、そのジャンルのクロスバイクの欠点が許容できるのか考えて購入しましょう。
- スピードタイプのクロスバイクの欠点は、クロスバイクとしてはタイヤが細いため、ママチャリと比較した場合、振動が大きい場合や、タイヤに入っている空気が少ないとパンクしてしまう問題があります。
- クロスバイクは、タイヤの太さはママチャリに近く車体も軽いため、サイクリングをメインに楽しみたい人にとってはオールマイティで扱いやすいですが、逆に言うと中途半端と捉えることもできます。
- グラベルタイプは、砂利道のグリップ力を向上させるために太いタイヤを装備していますが、舗装路ではスピードタイプのクロスバイクと比較するとスピードを出すのは不向きです。
- デュアルスポーツタイプ、トレッキングタイプのクロスバイクは車体が重い、サスペンション機構のメンテナンスが必要になります。
自転車の欠点に関しては、後からカスタマイズで直そうと思っても直すことができない問題なので、後々まで気になる場合は、別ジャンルのクロスバイクを選ぶのをお勧めします。どんな自転車にも欠点をなくすのは難しいため、欠点が無いクロスバイクが欲しいのなら複数台所有を考えましょう。
クロスバイクを購入する前にCycleTripで乗って確かめてみよう
クロスバイクを購入する際、問題になるのが試乗するのができないことや難しいということでしょう。肝心のクロスバイクが欲しいと思っても、店舗にないため試乗できない場合や、店舗にあるクロスバイクはあくまでも展示車なので試乗できないということも少なくありません。また、試乗を行っても、あくまで10分程度しか走れない場合もあります。
そこで、お勧めなのが自転車シェアリングサービスのCycleTripです。CycleTripでは、様々なジャンルのクロスバイクが多数登録されており、Bianchi、Cannondale、TREK、GIANTなどの有名な大手スポーツ自転車ブランドのクロスバイクが多数登録されています。また、レンタルも1時間単位で安価に借りることもできるため試乗にぴったりです。1日レンタルや1週間レンタルなど長期間クロスバイクをレンタルすることも可能。クロスバイクという今まで乗ったことがない自転車を購入する際、事前に乗って確かめておきたい人にはぴったりのサービスと言えるでしょう。クロスバイクを購入しようと考えている人は、CycleTripで一度借りてみては如何でしょうか。
自転車・E-Bikeメディア「シクロライダー(https://www.cyclorider.com/)」を運営。現在はE-Bike、クロスバイク、折りたたみ自転車などを所有している。現在の主力自転車はE-Bike「Specialized Turbo Vado SL」