東京23区エリアで一度は行ってみたいサイクリングコースまとめ!房総半島や離島サイクリングも紹介

CycleTrip BASEでは、ロードバイクやクロスバイク、E-Bikeといった様々なスポーツ自転車をレンタルすることができます。レンタルも1日といった短時間から、1週間、1ヶ月といった長期のレンタルも可能です。そのため、泊りがけの長距離サイクリングといった本格的なライドを楽しむこともできます。

CycleTrip BASEがある東京23区の秋葉原、神田エリアはサイクリングを楽しむ場所では無いと思う人も少なくないでしょう。しかし、東京23区には、荒川、江戸川、多摩川といった主要な河川敷を使ったサイクリングロードから、JR東日本が運行するサイクルトレイン「B.B.BASE」で千葉県の各エリアをサイクリングする方法、東京にある離島「伊豆諸島」に行き、離島でのサイクリングを楽しむなど、幅広いサイクリングの楽しみ方が用意されています

今回は、CycleTrip BASEで、本格的なサイクリングを楽しみたい人に向けて、一度は行ってみたいサイクリングコースを紹介します。

本格的なサイクリングを気軽に楽しむのに最適な河川敷のサイクリングロード「荒川サイクリングロード」「江戸川サイクリングロード」「多摩川サイクリングロード」

東京23区のサイクリングコースで有名なのが、河川敷を活用したサイクリングロードです。東京23区のサイクリングロードで有名なのが荒川河口から武蔵丘陵森林公園まで行く「荒川サイクリングロード」、江戸川下流から利根川との分岐点まで行く「江戸川サイクリングロード」、羽田から東京都下の羽村堰まで行く「多摩川サイクリングロード」があります。どのサイクリングロードも、片道50キロ以上と距離が長く走りごたえがあるコースでしょう。今回は、3つのサイクリングロードを簡単に紹介します。

荒川サイクリングロード

東京湾にある一級河川の1つである荒川の両岸には「荒川サイクリングロード」(通称、荒サイ)と呼ばれる、自転車で走れる道路があります。 荒川サイクリングロードは東京都江東区と江戸川区にある荒川河口から、埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にある国営武蔵丘陵森林公園までの区間の約90キロメートル。荒川下流付近は道幅が広い一方で、人や自転車の数が多いのが特徴です。一方で、荒川サイクリングロード上流は下流よりも道幅は狭いですが、人や自転車の数は少ないため、比較的走りやすくなっています。

 

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荒川サイクリングロードには、さまざまなスポットがありますが最初に紹介するのが「キッチンとれたて」です。キッチンとれたては、東京都足立区の荒川左岸に位置しているレストハウス。「自然と遊ぶ、自然に学ぶ、自然と共に生きる」をテーマにした足立区都市農業公園の一角にあり、荒川サイクリングロードを走るサイクリストの憩いの場としても知られています。キッチンとれたてには、1階に軽食コーナー、2階にレストランがあり、軽食コーナーでは、園内で採れた野菜を使ったカレーやチャーハン、そば、うどんなどの軽食を用意。2階のレストランコーナーでは、近隣エリアの野菜を使ったランチや、都市農産の野菜やハーブを使ったデザートがあり、ゆったりと食事を楽しめます。

都市公園内では、公園で栽培された野菜やオーガニックのジャムやピクルスなどの加工品を購入することができるマルシェがあり、さらには、熱帯植物やハーブ園がある「人と自然の共生館」や、実際に使われていた農機具が展示されている展示室といった施設から、ピクニックにぴったりな芝生広場や、実際に栽培や収穫を行うことができる無農薬無化学肥料栽培の田圃や畑など様々な施設があります。

 

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荒川サイクリングロードの中でも上流に位置している埼玉県側のおすすめスポットが榎本牧場です。榎本牧場は、埼玉県上尾市の荒川沿いにある酪農牧場で、牧場体験や、新鮮な牛乳を使用したジェラートアイス・ヨーグルトの販売などをしています。

ジェラートは搾りたての牛乳を低温殺菌で成分や風味を損なわないようにしており、甘すぎ無いさっぱりしつつコクがある味なのを売りにしています。牧場内のメニューは日替わりで提供を行っているので、頻繁に訪れてみるのも面白いでしょう。他にも、牛乳、砂糖、乳酸菌のみで作った生乳100パーセントのヨーグルトや生キャラメル、ヨーグルト入りのふんわりパンの牧場ブレッドも見逃せません。

牧場には60頭以上の乳牛「ホルスタイン」を飼育しており見学が可能なだけでなく、予約限定で乳牛の搾乳体験やバター作り、ブラッシングなどを体験することが可能なふれあい牧場体験コースもあります。

江戸川サイクリングロード

同じく東京湾の一級河川の1つ「江戸川」には「江戸川サイクリングロード」と呼ばれる、サイクリングコースがあります。 江戸川サイクリングロードは千葉県市川市にある江戸川河口から、利根川と接続する分流点までの区間である約60キロメートルを走ることが可能です。また、利根川にある利根川サイクリングロードに接続しているため、利根川サイクリングロード上流終点にある群馬県吾妻川公園まで行くと、片道で約150キロ以上のサイクリングコースを走ることができます。

そんな江戸川サイクリングロードですが、コース途中に楽しめる観光スポットがあります。

柴又帝釈天は、映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅」の出身地として有名な場所。正式には「経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」という日蓮宗の寺院で、健康祈願、病気平癒の一粒符や、毎年10月1日から12月20日まで受付を行い、新年に特別祈祷して1月15日から3月末まで授与される除疫守(かぜふうじ)などが有名です。また、帝釈堂の内外には彫刻が数多くあり、外側に彫られている彫刻は丸ごとガラスで仕切られ、ギャラリーとなっているためチェックしてみるのも良いでしょう。

柴又帝釈天の参道は、京成電鉄柴又駅前から伸びており、昭和レトロな街並みが今でも残っています。参道の両側には名物の草だんごや塩せんべい、老舗料理店などが軒を連ねています。また、勝浦柴又寅さん記念館では映画「男はつらいよ」の再現ジオラマやセット、貴重な作品資料をみることができます。

 

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江戸川サイクリングロード上流に近い場所にあるオススメスポットなのが喜八堂 休み茶屋(千葉県関宿本店)。せんべいや喜八堂は1927年に東京神田で創業した煎餅屋で、米の選定から生地作り、焼き上げを一貫して行い、殆どの商品に保存料、着色料、添加物、化学調味料を使用していないこだわりを持っていることで有名です。一休みも可能で、焼き立て煎餅から手造りみたらし団子、手造りあんこ団子、おしるこなどを楽しむこともできます。


多摩川サイクリングロード

東京湾に注ぐ一級河川の多摩川には「多摩川サイクリングロード」と呼ばれている、自転車で走れる道路が整備されています。 多摩川サイクリングロードは東京都大田区の羽田空港周辺から、東京都羽村市にある羽村堰までの区間で、約50キロメートルあります。多摩川サイクリングロードはコース全体的に人や自転車の数が多いため、速度を出して走るのはおすすめしません。

多摩川サイクリングロードの一番の特徴が、走っていくうちにコースの景色が変わる所です。羽田空港近くの河口エリアは、工業地域に近い雰囲気となっていますが、上流に向かって走行していくうちに、街並みが代わり、自然が増えていきます。また、二子玉川に電動アシスト自転車専門店のモトベロやジャイアントストアが、府中にはワイズロード府中多摩川があるためサイクリングを楽しみつつ、自転車店に寄るのも面白いでしょう。

多摩川サイクリングロードの上流にあるスポットで有名なのが羽村取水堰でしょう。多摩川にある堰で玉川上水の取水口(水源)としても知られている羽村堰は、市民の憩いの場になっています。また、近くには江戸時代の土木技術が現代まで生き残っていることで知られている投渡堰(なげわたしせき)や、玉川上水に携わった玉川兄弟の銅像を見ることができます。

河川敷サイクリングロードを楽しむのなら、車体が軽くて舗装路でも走りやすいロードバイク、クロスバイクがオススメ。E-Bikeでもそれなりに楽しめますが、上り坂やストップアンドゴーが少ないため、E-Bikeの利点が活用しにくいとい欠点があります。

サイクルトレイン「B.B.BASE」を使って、千葉エリアを気軽にサイクリング!

東京都の隣にある千葉県は、様々なサイクリングルートがあることで知られています。しかし、千葉県のサイクリングルートに行くには、自転車でそのまま目的地まで走る自走は遠いという問題があります。そこで、おすすめしたいのは、JR東日本が運営しているサイクルトレイン「B.B.BASE」を使う方法です。

B.B BASEは、東京の両国駅から発車するサイクルトレイン。自転車を分解せずとも、そのまま自転車を載せることが可能で、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク、E-Bikeなど様々な自転車を分解せず載せることができます。

コースは、両国駅〜和田浦駅間、館山駅〜両国駅間の内房コース、両国駅〜安房鴨川駅間を往復すると外房コース、両国駅〜鹿島神宮駅間を往復する佐原・鹿島コース、両国駅〜銚子駅間を往復する銚子コースを用意。また、特別企画として、今回紹介したルート以外でもB.B.BASEを運行している場合があるため、公式サイトで定期的にチェックしましょう。

佐原・鹿島コース

千葉県香取市の佐原駅や、鹿島神宮に停車する佐原・鹿島コース。佐原駅のオススメポイントの1つが駅から降りて、近くにある小野川沿いの伝統的建造物群保存地区、景観形成地区です。

江戸・佐原の顔とも言うべき小野川沿いの町並みは、江戸時代から利根川水運により繁栄した商家の町並みを見ることができ、和風の町屋や洋風建築などの伝統的建造物が間近で見ることができます。また、最近では、当時の面影を残しながらリノベーションを行った店舗や宿泊施設も増えています。また、小野川には周辺を往復する観光遊覧船があり、船頭さんの佐原案内に耳を傾けながら下から佐原の町並みを見上げつつ景色を味わうこともできます。

佐原駅から少し離れると利根川サイクリングロードに接続します。佐原エリアの利根川サイクリングロードの近くにある道の駅と言えば水の郷さわらです。道の駅 水の郷さわらは、道の駅に定番の地域特産品の販売や飲食店に加え川の駅 水の郷さわらが併設されています。川の駅 水の郷さわらは、近くにある利根川の自然環境を活かして、マイカヌーやカヤックの持ち込み、野鳥・湿地観察など、水辺のレジャーを楽しむことができます。利根川サイクリングロード近くにあるため、スタンドが無いスポーツサイクル用の駐輪場も用意しています。

佐原エリアの中でも一番有名なのが香取神社でしょう。関東地方を中心に全国にある香取神社の総本社であり、日本神話で大国主の国譲りの際に活躍する経津主神(フツヌシ)が祭神なことで知られています。家内安全、農業、商工業などの産業、指導の神、海上守護、心願成就、縁結、安産の神として深く信仰されている事で有名です。参道入口には駐車場や食堂やお土産屋があるので、お参りを行ったら訪れてみてはいかがでしょうか。

鹿島神宮駅周辺で一番有名なスポットとしては、駅名にもなっている鹿島神宮でしょう。鹿島神宮は関東地方にある鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の総称である「東国三神社」の1つに数えられる由緒ある神社で、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を祭神としていることでも知られています。広大な境内には、神の使いといわれる鹿が飼育されている鹿園や、1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せる澄み切った御手洗池などがあります。

サイクリングコースに関しては、霞ヶ浦の中でも北浦と呼ばれるエリアがあり、サイクリングコースとして知られているので、走り込んでみたい人はそちらがオススメです。

外房コース

勝浦~安房鴨川エリアの外房コースは、勝浦駅から安房鴨川駅まで海岸線を走るサイクリスト向けのルートから、勝浦駅周辺や安房鴨川駅周辺を散策するコースもあります。勝浦駅から安房鴨川駅まで海岸線を走るコースは30キロと比較的距離は短いですが、国道は交通量が多いため、サイクリングを行う場合は、積極的に裏道を使うのをおすすめします。

勝浦駅周辺は、かつては勝浦城があり、城跡が公園になっている八幡岬公園や日本三大朝市のひとつである勝浦朝市が行われています。他にも様々なスポットがあるため観光協会でスポットをチェックするのも良いでしょう。

勝浦エリアのグルメで有名なのが、勝浦タンタンメンです。勝浦タンタンメンは勝浦で仕事を行う海女や漁師が寒い海仕事の後、体を温めるメニューとして定着しました。数ある勝浦タンタンメンの中でも、元祖勝浦式担々麺 江ざわは勝浦タンタンメンの元祖といわれている店で有名です。勝浦タンタンメンは一般的な担担麺に使われているゴマや芝麻醤は使用せず、醤油ベースのラー油が多く使われたラー油系にタマネギとひき肉、にんにくを使った旨辛い味が特徴。江ざわは人気店のためお昼時になると行列待ちになることもあるため、興味があるなら早めに行くのをオススメします。

江ざわで勝浦タンタンメンを食べた跡、デザートが欲しいのなら、クインズケーキに寄ってみましょう。クインズケーキは人が殆どいない山奥にあるケーキ屋として有名で、定番のケーキから月ごとに変わる珍しい物まで幅広い洋菓子やドリンクが用意されている。持ち帰りだけでなく屋内や屋外にはイートインスペースが用意されているので、サイクリングついでの休憩で寄るのもいいでしょう。

鴨川エリアで散策を楽しみたいのであれば、以下のスポットがおすすめです。

・日本の渚百選にも選ばれた前原海岸にある海沿いのサイクリングロードで鴨川シーワールドまで行くコース

・魚見塚一戦場公園内にあり、女神像「暁風」をシンボルした像がある魚見塚展望台

・日本三景の一つである松島をイメージさせる景観で有名な鴨川松島

内房コース

館山駅に降りる内房コースは、本格的なサイクリングを楽しむのなら、半島を回るサイクリングコース「一般県道和田白浜館山自転車道線(太平洋岸自転車道)」が有名です。コースは約51キロと距離が長く、館山エリアのサイクリングコースとして有名です。

館山エリアのスポットで有名な場所の1つが野島崎灯台でしょう。野島崎灯台は全国にある灯台の中でも16箇所しかない「のぼれる灯台」の1つ。明治2年に作られ、日本で二番目に点灯した灯台として知られています。

道の駅に関して有名な場所といえば、南房パラダイス アロハガーデンたてやまです。南房パラダイスは、1年を通じて側道に花が咲くことで有名な房総フラワーライン沿いにあえう道の駅。こちらでは、県内最大規模を誇る動植物園が特徴で、動物園では動物とふれあったり、餌付けイベントを行っています。また、レストランやカフェでは、ハワイアンレモネードや、ハワイのラーメン「サイミン」などの、ハワイアンフードを楽しむことができます。

銚子コース

佐倉、干潟、銚子に停車する銚子コース。銚子コースの近くには、利根川サイクリングロードがあるので、距離を走りたいのなら、そちらを走るのが良いでしょう。

銚子コースの中でもおすすめスポットが、銚子半島の最東端にある犬吠埼。三方を海に囲まれ、断崖絶壁の下にある岩礁で荒波が砕ける景色をみることができます。岬にあるらせん階段を登ると雄大な景色が広がり、銚子観光のシンボルとして有名です。近くには犬吠埼灯台や、犬吠埼灯台資料展示館も隣接しています。

今回、紹介したスポット以外でも千葉県には様々なサイクリングルートが用意されています。千葉県公式観光物産サイト「まるごとeちば」では、千葉エリアのサイクリングコースをまとめて紹介しているので、そちらを見るのも良いでしょう。また、B.B. BASEの料金には、周辺施設で利用可能なフリークーポンも用意。フリークーポンは食事やお土産を購入するのに使うことができ流ので、有効活用しましょう。

東京23区から気軽に行ける離島「伊豆諸島」に行ってみよう

東京都から気軽に行くことができる離島で人気な場所といえば、伊豆諸島です。太平洋に連なる東京都の島嶼部である伊豆諸島は、島寿司や明日葉で有名で、イルカウォッチング、釣り、サーフィン、温泉、登山、天体観測といった観光資源で有名ですがサイクリングを楽しめることでも知られています。

ロードバイクやクロスバイクといったスポーツ自転車やE-Bikeで伊豆諸島に行く方法で有名なのが、浜松町にある竹芝桟橋から運行している東海汽船を使う方法です。東海汽船には、ジェットフォイルと大型客船の2種類が運行していますが、自転車をそのまま載せることができるのは大型客船のみで、ジェットフォイルに自転車を載せるには、自転車を分解して専用の袋に入れる輪行を行う必要があります。注意点としては、大型客船は1日1本のみの運行のため乗り遅れは厳禁な事と、自転車を載せる時コンテナに自転車を入れる必要があるため、1時間前には港で手続きを行う必要があります。

自転車に関しては、アップダウンが多いため、サイクリング慣れしている人の場合はロードバイクやクロスバイクといった、本格的なスポーツ自転車でも大丈夫ですが、初心者ならE-Bikeが良いでしょう。

大型客船

ジェットフォイル

伊豆諸島の主要な島は、大島(伊豆大島)、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島がありますが、8つの中でもサイクリングが楽しめるコースと言えば、伊豆大島、三宅島、八丈島の3島です。

伊豆大島は伊豆諸島内で一番大きい島で、東海汽船の大型客船を使用すると0泊2日で気軽に行くことができる離島の1つとして有名です。名産品は椿で、毎年1月から3月にかけて椿祭りが行われることで知られています。

伊豆大島のサイクリングで定番なのが伊豆大島一周コース。伊豆大島内には、島内を1週できる道があり交通量も比較的少ないのが特徴です。大島1週約46キロで、標高差は約500メートルとアップダウンも比較的多いため、初心者ならE-Bikeが良いでしょう。

伊豆大島内には様々な見どころがありますが、有名なのが筆島展望台、波浮港見晴台、地層大切断面です。これらスポットは、一周コースに不安がある人でも、港から反時計回りに行けば、今回紹介した場所に用意に訪れることができます。

筆島展望台は、伊豆大島の近くにある小さな無人島「筆島」を見ることができる展望台。筆先のよう形をした岩が海に突き出ており、伊豆大島の有名なパワースポットとして知られています。筆島は展望台から見ることができるだけでなく、展望台近くには海岸があるので、間近で筆島を見たいのならそちらもお勧めです。

筆島展望台と同じくお勧めの展望台が、波浮港見晴台。与謝野鉄幹・晶子や野口雨情などの歌人や詩人、作家が訪れたことで知られている波浮港を一望することができます。 展望台からは波浮港を一望でき、近くには江戸時代末期に波浮港の開港し、伊豆大島発展の功労者「秋廣平六」の像や、1964年に発売されたシングル「アンコ椿は恋の花」の歌碑があります。見晴台で波浮港を一望したら、降りて波浮港を巡り、ノスタルジックな風情やグルメを楽しむのも良いでしょう。

地層大切断面は高さ約24メートル、長さ約630メートルの圧倒的なスケールで地層の断面を見ることができます。「バームクーヘン」の愛称がある地層大切断面は、スコリア、火山灰、風化火山灰、腐植土の互層になった切断面を見ることができ、1万5000年もの間の伊豆大島の歴史を感じさせます。また、海上方面を見ると利島、新島、式根島、神津島などを望むことができます。

体力がある人やE-Bikeを持っている人にお勧めなのが大島温泉ホテルです。大島温泉ホテルの一番の特徴は露天風呂で、原生林越しから雄大な三原山の絶景を楽しむことができます。露天風呂は日帰り入浴も行っており、東京から大型客船運航日は、要予約の朝食休憩プランも行っています。港から大島温泉ホテルまでは平坦が殆どないヒルクライムコースとなるため、初心者ならE-Bikeが良いでしょう。

雄山が位置する火山島で有名なのが三宅島。歴史的に噴火が頻繁に発生しており、ここ近年でも1983年と2000年に大噴火が発生しており、溶岩流の上に作られた遊歩道「火山体験遊歩道」近くにある、噴火で被災し、現在は観光地化されている「阿古小学校跡」で見ることができます。火山と関係が深い三宅島は、景観に関しても独特で、火口から噴出された岩石や火山灰が積もってできた火砕丘でできた新鼻新山など、伊豆諸島の中でも異世界感が強いのが特徴です。

三宅島の名産品では三宅島酒造の「雄山一」や、ヤマノベ旅館の明日葉(あしたば)燻製、岡太楼本舗の牛乳煎餅が有名です。

三宅島サイクリングは1週約30キロ。大きな峠はありませんが、アップダウンが多くあるため初心者なら電動アシスト自転車やE-Bikeがお勧めです。また、火山に近い区域は立入禁止エリアとなっているため注意が必要となります。

サイクリングが楽しめる伊豆諸島の中でも八丈島は、伊豆大島や三宅島と比較して本土から大きく離れています。船は1日1往復していますが、最短で10時間以上かかるため、最低でも2泊3日は必要になります。日時に余裕を持って訪れるのが良いでしょう。

八丈島一周コースは、アップダウンが多く峠を走るため、初心者ならE-Bikeをおすすめします。登龍峠展望台は八丈島にある展望スポットの1つで新東京百景のひとつに選ばれています。名前の由来は、山の上から道をみると、竜が昇っているように見えるためで、頂上の展望台からは八丈富士、神止山、八丈小島、底土港(神湊港)、三根市街が一望できます。

登龍峠を下った先にあるのが、末吉温泉 みはらしの湯。内風呂と露天風呂の2つの風呂があり、その中でも露天風呂は海と山の景色を見ながら温泉を楽しめ、天気が良い夜になると星空を眺めながら温泉に浸かることも可能です。

登龍峠と同じく有名なスポットが夕日ヶ丘。夕方になると名前の通り夕日の眺めのいい展望スポットとして知られているこのスポットの特徴は、目の前に八丈小島を見ることができます。八丈小島は昭和44年(1969年)に集団離島が実施され、現在は無人島となっています。

八丈島の名産の1つと言えばくさやです。くさやはくさや液と呼ばれる発酵液に浸した後、天日干しにした食品のこと。そのくさやを食べることができる場所の1つが藍ヶ江水産です。ここは水産工場件食堂で、くさやを作っておりここで購入することが可能なだけでなく、キンメダイの煮付け定食やくさや定食などを食べることができます。お昼のランチだけでなく夜になると居酒屋も行っているとのことです。

東海汽船を使う場合に注意したいのが、八丈島の港にはお土産屋がないと言う事。そのため、事前にお土産屋に寄るのをおすすめします。おすすめなのが民芸あき本店。八丈島のお土産がなんでも揃う事で知られており、八丈島に伝わる草木染めの絹織物「黄八丈」を使った民芸品や、くさや、焼酎、明日葉などの八丈島特産の飲食物などが手に入る。開店が8時と早いのも嬉しい所です。

八丈島は、今回紹介した場所以外に、様々な面白いスポットが数多くあるため八丈島観光協会で観光スポットを探してみてはいかがでしょうか。

八丈島観光協会 公式サイト:https://www.hachijo.gr.jp

東京23区エリアでも、サイクリングを楽しめる場所はたくさんある

東京23区と言えば、都会で自動車が多いため、サイクリングを楽しむのは不向きというイメージがありますが、荒川サイクリングロードや多摩川サイクリングロードといった河川敷サイクリングロードに、両国駅から発車するサイクルトレイン「B.B. BASE」、浜松町にある竹芝桟橋から出港している東海汽船などを使うと、自動車を所有しなくても幅広いエリアでサイクリングを楽しむことができます。ただ、今回紹介したサイクリングコースでは、買い物用自転車のママチャリや、低価格の街乗りスポーツ自転車でサイクリングを楽しむのは難しいでしょう。

そこで、お勧めしたいのがスポーツ自転車のレンタルを行なっているCycleTrip BASEです。CycleTrip BASEは東京、神田・秋葉原エリアにあるレンタサイクル。初心者でも乗りやすくて、レンタル価格もお手頃なクロスバイクから、初心者でも扱いやすいロードバイクや、レーシングスタイルの本格的なロードバイク、太いタイヤでパンク知らずのマウンテンバイク、モーターとバッテリーにより、アシストを行ってくれるE~Bikeなど、様々なスポーツ自転車をレンタルすることができます。

特に、初心者にお勧めなのがE-Bike。モーターアシストにより、上り坂も快適に走ることができるため従来の自転車と比較して行動範囲が大幅に広がります。

CycleTrip BASEのレンタルは1日だけで無く、1週間や1ヶ月レンタルも実施しています。また、貸出、返却方法も店舗だけで無く、有償で宅配貸出、返却も行っています。CycleTrip BASEでスポーツ自転車をレンタルして、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

CycleTrip BASEでスポーツ自転車をレンタルする

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