チェーンステー

チェーンステー長は、フレームのクランク中心軸から後輪中心軸の距離のことを言う。チェーンステー長は、乗り心地や操縦安定性、乗車姿勢にも関わっている。

チェーンステー長が、長い場合、後輪とサドル位置が遠くなるため、ホイールベースは長くなる。人間が乗車するサドル位置とリアホイールの位置が離れるため、後輪に極端な荷重がかからないため、アップライトな乗車姿勢にできたり、走行安定性は向上する。アップライトな乗車姿勢で運転するシティサイクルやツーリング車、クロスバイク、MTBはチェーステーが長いのが特徴だ。

チェーンステー長が短い場合、後輪とサドル位置が近くなり、ホイールベースは短くなる。フレーム剛性が上がるため乗り心地が固くなる一方、俊敏性が上がる利点がある。スピード重視のロードバイク、TTバイク、トラックバイク等はチェーンステーが短いのが特徴だ。

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