ロングライド

ロングライドは、自転車で長距離走行を表す言葉。順位を争うレースとは違い、順位を争わず自力での完走を目指す。そのためコースで行わず公道で行うのが一般的だ。

ロングライドイベントでは、様々な種類があり、100キロ程度のロングライドイベントから、フランスのパリからブレストまで往復する「パリ・ブレスト・パリ」の1200キロまである。また、160キロ(100マイル)を8時間以内で走破するロングライドイベントは、ホノルル・センチュリーライドに倣い、センチュリーライドやセンチュリーランと呼ばれる。山岳コースを主体とするイベントはグランフォンドと呼ばれる。

ロングライドで使われる自転車は、ロードバイクが多い。これは、ロードバイクが舗装路の高速走行を重視しているためだが、公道を走行できロングライドを行うことができれば、自転車の種類は特に決められていない。そのため、クロスバイクやマウンテンバイクといったスポーツ自転車から、ママチャリや折りたたみ自転車といった短距離用自転車でロングライドを行う人もいる。

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