BMX

BMXは「バイシクルモトクロス」という名前の略称。 1970年代初頭に、オートバイのモトクロスレースに憧れたアメリカの子供達が手持ちの自転車を使ってレースを行った事から始まる。その後、専用の自転車が製作されレースが行われ、世界的なブームになった。

ジャンルはジャンプ台があるダートコースを走るレース、スケートパークでジャンプやトリック(技)を披露して、フィギュアスケートのように得点を競うパーク、舗装された平らな地面で技を競い合うフラットランドなどがある。オリンピック競技にも採用されており、レースは2008年の北京オリンピックから、パークは2020年に予定されていた東京オリンピックで正式競技に選ばれた。

車体はレース、パーク、フラットランド等、競技によって特性は異なるが、共通して言えることは他の自転車と比較して、構造が単純で頑丈だということ。サイクリング等、走行時の快適性や実用性は無視されており、変速もないため長距離走行には不向きだ。

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